海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

器具の長所と短所 フィルター編

2010-02-08 20:26:34 | 飼育器具評価
今まで膨大な投資?で色々な器具を使ってきましたがその長所と短所を歴史的に紐解いてみたいとおもいます。

<フィルター>

1960年代  ・・・上部濾過の黎明期。ほとんどが底面濾過方式にたよっていた。

サイレントクイックフィルター(五十鈴社)

長所:当時としては画期的。扇形の濾過層を持ちその濾過層に長細いモーターポンプが格納されているという特殊な構造。毎分10Lの水を循環できた。
短所:濾過層が大きくない。モーターポンプの揚水高は1mもないので非力。当時で5000円ほどした。

1970年代 ・・・レイシー社を皮切りに上部濾過がブームに

レイシー上部フィルター(レイシー社)

長所:毎分12Lの強力ポンプ付きで上部フィルターとしてデビュー。濾過層も広く上部のウールを交換すればかなり濾過能力は高かった。
短所:上部フィルターなので蛍光灯は前置き。モーターシャフトが錆びた。


1980年代 ・・・マグネット式水中ポンプが出始め。ただしまだ底面濾過や上部濾過が中心であった。

ニッソー水中ポンプ付き底面濾過(ニッソー社)

長所:毎分10Lの水中ポンプ付き。底面濾過専用。底面濾過のメリットを拡張して強力型に。
短所:底面濾過の悪い部分をひきずる。

1990年代~ 外掛け式フィルター、外部式フィルター、オーバーフロー式など次々と出現。

テトラ外掛けフィルター(テトラ社)

長所:専用フィルターパックで簡単濾過。
短所:フィルターパックは汚れやすい。フィルターパックで長期的にずっとお金を巻き上げる魂胆   が見え見え。ウール中心の濾過であり、バクテリア増殖ロ材などは基本的に入れられない。

テトラ外部式フィルター(テトラ社)

長所:呼び水がホースを吸い込むのでなく手動のポンプがついていて楽。60センチ用で13L程度の流水量がありこれは比較的強力。
短所:バックルからいきなり水漏れがした。呼び水ポンプが上手く作動しないこともある。


エーハイム外部式フィルター

長所:とても運転が静か。濾過能力に優れる。エーハイム500で毎分約8.5Lの水量を濾過。 
短所:呼び水はホースで口から吸い込むのでへまをすると汚い水が口の中へ。(笑)値段がやたら高い。   



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