パッションフルーツ黄色種の花が3か月目にしてやっと咲きました。
黄色種はとにかく樹勢がたくましく一日に5cmほどはぐんぐん伸びていきます。
インセンスの方もこれま他輪をかけるように勢いが良く、一日に30㎝ほど伸びていたこともあります。
インセンスの花と黄色種の花が同時にさきましたので交互交配を試みましたが結果はいずれも失敗です。
インセンス→黄色種 結実せず。
黄色種→インセンス 結実せず。
遺伝子情報が不一致なのでしょう。
インセンスは来年にインカルナタ種の花が咲きますのでそれにかけます。
インセンスはインカルナタ種とキンキナタ種の交配種であることから結実はインカナルタ種の情報が必要なのでしょう。
インセンスは次々と花を咲かせますのでこれは観賞用としては優秀です。耐寒性もマイナス15度までOKですので露地栽培が可能です。
インカナルタ種も耐寒性は良くたしか同等にあったと思いますので来年はきっと実ができるでしょう。
(こちらは先行して開花した紫種の花ですが自己結実しませんでした。)
黄色種と紫種は花のつけるタイミングがずれているのでこれこそは問題であることは確かです。
黄色種は本来平地で生きる種類であり温度が高めでOk。その分耐寒性はなく10度以下で枯れるらしいです。
それゆえ花の時期が春は遅く5月ごろではないかと。夏以降の開花は速く現在9月で花が咲き始めています。
一方、紫種は本来高地で生きる種類であり温度が低めの方が良い。耐寒性は3-5度までOkです。
そのため花の時期は春はやく4月ごろでないかと思います。その分夏以降の開花はおそらく10月に入ってからのようです。
ずれがあるので花粉を冷凍あるいは冷蔵して温存し、それをめしべにつけることとします。
(鉢植えで購入したパッションの実。かなり酸味が強いのでバニラアイスにかけて食べるとおいしいです)
以上のようなことなのでパッションは気楽に実る果実ではないなと思い始めています。
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