(私のYOUTUBEの作品と本の表紙のコンビ完成だ!)
私の84歳になる母はある日いいました。
「鞍馬天狗の高橋英樹さんはよかったわ。他の役柄はあまりパトせんわ。」と。この言葉含蓄のある言葉と思いました。
役者さんにしてみれば鞍馬天狗だけしているわけでないので幅広くTVに出演して顔を売る必要があります。しかし視聴者のイメージは番組の役柄と強烈にリンクしているのでその呪縛から離れられない。
ミラーマンの藤本武役の工藤堅太郎さんも私の場合母親と似たような感覚を抱いたものです。(工藤堅太郎さんは他の役でも光っていましたところが違う。w)
昨年11月に72歳になられた工藤堅太郎さんの全仕事記録版ともいえるべき「役者ひとすじ」(発行 風詠社 発売 星雲社)が出版され私も早速買い込んで読ませていただきました。
工藤堅太郎さんは・・一言で言うなら 「役者が好きでいつもアクセル全開」 な人。(若い時にはアメ車が好きで高速を時速200kmで飛ばされていたそうです)
ミラーマンでもその姿を役柄で発揮されていましたが他の番組役どころも全力で取り組む稀有な役者さんだと敬服しました。
本のさわりをすこしだけご迷惑にならない程度に箇条書きで書いておきますのでビビッと来た人必ず購入してご覧ください。1620円です。(←ちょっとPR)
・役者にあこがれ幼少のころからの生い立ちの描写が鮮明。ただしご両親の事情もあり幼少のころからご苦労があったこと伺えます。
・お父様が天覧試合に出た剣道家。厳しく、役者になるには大反対。でもがんばった!
・大スターとの交友が実に広い。広いてもんじゃなさそう。(それは読んでみてください。)
・主役の「夕日と拳銃」の馬術の危険極まりない訓練やその前後の活躍のことが大変鮮明に書いてあります。これは必読。
・役者さんは仲間では色々あるもの。忘れられない屈辱やトラウマ、一緒に演じたくない仲間とか・・(さすがにイニシャルで書いていますね。しかしネットでその事情を調べると大抵だれかわかる)
・工藤さんご本人はご苦労人でおられたようなので礼節をきちんとわきまえ、先輩に言ってはならないこと、してはいけないこと、後輩をくじくことのないように大変気をつかっておられたのが手に取るようにわかります。この辺は派手なご性格の割には人として尊敬に値する方と思います。
惜しむらくは出演本数が中途半端なく多い故、そのためミラーマンはその1つの作品でしかなく、ご本人も役柄の名前までは忘れていたという体たらく。ミラーマンについてはさらっとしか書いておられませんでした。また「夕日と拳銃」以前の作品は我々の50代の世代が知らない人も多くフィルムが現存には残っていないので疎遠であることは否めないです。若い人にはちょっとわからないけれど演技という目で見ると現在の役者さんの底の浅い点が良く見えます。
書物がヒットしたら「役者ひとすじ ミラーマン編」とか 「役者ひとすじ 五番目の刑事編」を出してほしいものです。読み手はその番組でのエピソードをもっと知りたがるものと思います。
これからもご活躍期待したいです。
私も工藤堅太郎さんの本 買いました。 一気に読みました。 私が好きなのは『紅つばめお雪』の与三郎です。それについても載っていたので買いました。
ミラーマンやケンちゃんのカミナリ先生、NHK少年ドラマシリーズの先生役、多くの時代劇の印象深いゲスト主役・・・挙げたらキリがありません。
工藤さんの豪快で、男っぽくて、やんちゃで、一本気な・・・そんなお人柄のあふれる本でした。 また、その文章力には、頭のいい方だなぁ と思いました。
私は時代劇ヲタなのですが、他の時代劇ファンにも勧めたい1冊です。
工藤堅太郎・本で検索しましたら、貴方様のブログを見つけ、コメントさせて頂きました。(^O^) またブログに見させて頂きます(´ー`)/~~ 失礼しました
丸の内 40♀
工藤さんカッコよくって兄貴ぽくって私もファンで好きです。もう70を超えてられますがタフガイでそれも良いですね。
ミラーマンを見てその演技に目を見張るものがありミラーマンの解説のページを作り動画も作り、海外の方のファンもおられたので英語版も作りました。よく見ると ミラーマンは主役は石田信之さんでしたが彼はそのころ若く駆け出し。当時すでに工藤さんや和崎さんはベテラン俳優でおられたのでその俳優さんがミラーマンのドラマをしっかり構築したと言っても過言ではないと思いました。
なかんずく工藤さんの演技は突出しておりさすが俳優座と思いました。オールマイティ。また聡明な方です。
時代劇というと気になるのは和崎俊哉さんの方で和崎さんは表に出てこられないのが気になります。あの渋い演技は和崎さんならでのものですが工藤さんと対照的に出てこられないので私としては不満でした。和崎さんについてご存じでしたらご教示ください。
TSさんについてはちょっと調べてヒントなりします。
(私がなるほどとと思ったのは〇良太郎のくだりですね。
残念ながら彼は敵を作りやすいタイプのようですね)
ネット検索では「黒潮に生きる」という映画がどのような映画かも出てきませんね。
いやーこれは惜しい。キーワードをいれてつづったんですがまったくでない。キャスト一覧が出ていればすぐにわかるんですが。
和崎さんは 時代劇では暴れん坊将軍のレギュラーのお庭番ですかね。 演技は抑え目(かっこつけない, 派手な見栄とかきらない)。 それが渋さと重厚さとなり、和崎さんにしか表現できない独特の雰囲気を出していらっしゃると思います。 和崎さんみたいなベテランさんに脇を固めてもらえれば、主役の方は有難い(幸せ)なのではないでしょうか。視聴者も 落ち着いて安心して見ることができる・・・そんな俳優さんだと思います。
個人的には、CSで視聴した1969年の右門捕物帖(若い頃の吉右衛門)の第12話「逃亡者」のゲスト主役がベストです。 泣きました。
時代劇では単発ゲスト多いですが、その一つ一つが すばらしいのだろうな・・・と想像できる俳優さんではないでしょうか。
TSはわからないですね。今度本屋でも行ってそのキャスト調べておきます。わかったら書いておきます。
和崎俊哉さんのことありがとうございます。石田信之さんの本によると役柄とは全然違う気立てのよいお人柄らしいです。茶目っ気もありすこしそそっかしいところがあってということです。また役者仲間ではなく取り巻きのスタッフには飲みに行ったりして人間関係も円滑に行くように気をつかっておいででした。脚本家の山内弘靖氏は和崎さんのこと褒めておられます。
和崎さんの「無用の介」は見たかったですね。多数決で決まったのに内田監督がひっくり返したのは許せない!
右門捕り物帳はチェックしておきます。ありがとうございました。私も時代劇大好きですから。
・私も、○良太郎のくだりが面白かったです。 ○良は 水戸黄門や大江戸捜査網や右門が良いです。 157頁の××捕物帳くらいからは、見てて疲れます。 殺陣は素晴らしいのですが。
・余談ですが、205頁のMSは志賀○、DAは阿波地○輔ではないかと・・・。時代劇友だちと私の予想です(^O^)。
いつか、この本に工藤さんのサイン頂きたいと思いました。 あっ・・・私みたいなおばさんじゃ、工藤さん、内心がっかりかな~。 やっぱり、かわいこちゃんがお好みですよね(笑)
よしひろさまのブログ、これからも見させて頂きたいです。(´ー`)/~~
工藤さんは京都にラウンジを経営されておられますので
今度行ってみたいです。お近くならばいっしょに行きません?
英語版は香港の方から要望いただいたものです。つたない英語ですが過去に英語を使う部署にいましたのでま、このようなところに役立ちましたようです。w逐次日本語訳もつけております。
ページ205ありがとうございます。
私が衝撃的だったのは251の某女優さんの全裸事件。大体わかるけど書けませんね~。w
50ページのH男優さんはわかりました。田〇さんでしょう。昔の若かりし日のことですから良い思いでくらいですね。
あの高倉健さんもストイックと思われていましたが1年間児島みゆきさんと同棲生活していたのがばれてしまいまいましたからね。本当の人柄ていうのはわかりませんね。
しかし工藤さんは生活そのものが人柄で役者さんというのが飾らないので敬服します。
今後ともよろしくお願いします。
実は、私、関東圏です。しかも、東京駅に出るのも時間がかかる田舎です。
なので、工藤さんのサインは、新橋演舞場や明治座にご出演される日を待っていることにします。 あみん『待つわ』の心境です(笑)。 その時は、もちろん、お芝居も観劇したいです!!
本を購入し、「サイン欲しい」と思ったのは、わたしにとっては珍しいことでした。 そして、読後に感想を語り合いたいとブログ検索し、コメしたのは初めてです・・・。「役者ひとすじ」は、そんな気持ちにさせる本でした。
これからも、よろしくお願いします
関東にお住まいでしたら遠いですね・・・
私は関西の奈良ですので京都までなら1時間程度なので今度TELいれて事情を説明しできればお会いしたいと思っていたんですが・・・一人ではなかなか腰があがらないですね。笑
工藤さんはこれからも演劇で活躍されるとのことで昨年は新橋の演劇にも出演されていましたからその希望がいつかかなうのではないでしょうか?
>読後に感想を語り合いたいとブログ検索し、コメした>のは初めてです・・・。「役者ひとすじ」は、そんな気持>ちにさせる本でした。
わたしもそうですね。ミラーマンで工藤さんの演技を見てすごいわ。と思いました。
よろしければご存じかもしれませんが右上のカテゴリーの中に「ミラーマン」というのがありますからお時間のある時にごらんいただければと思います。工藤さんや和崎さんのこと書いています。
よろしくです。