昨年は高倉健さんと菅原文太さんの巨星が立て続けにお亡くなりになり、寂しい思いをしました。このごろビデオ屋に行くと高倉健さんや菅原文太さんのビデオCDは借り手が多いのかほとんどがレンタル中です。
菅原文太さんは 「仁義なき戦い」 で一世を風靡しましたがその一方でコミカルな演技で良かったのは「トラック野郎シリーズ」です。年間2本5年にわたり制作された東映のヒットものでした。やもめのジョナサン役の愛川欣也さんが企画したこの作品、当初東映の偉いさんは「トラック運ちゃんの映画など誰が見るか」と馬鹿にしていたようですがたまたま作ったら大当たり。松竹の寅さんシリーズと渡り合う名作品となったようです。文太 欣也のコンビが抱腹絶倒の演技で楽しませてくれます。
ミラーマンとなぜ関係あるかといいますと・・シリーズの中で「熱風5000キロ」(1979年)という作品があるのですが、ミラーマンの藤本武役の工藤堅太郎氏が出演していたのを見つけたからです。ミラーマンは1972年でしたから、工藤氏が37歳?の作品です。
俳優座を卒業した演技派俳優の工藤氏は女房を失ったトラック仲間として出ておられましたが味のある演技でした。劇中では事故で亡くなる役柄ですがこのような役でもなんなくこなすのは工藤氏ならではのものと思います。しかし工藤氏は本来「大映」中心で活躍していましたから東映では特別出演なのかその周辺はわかりません。その後は演劇やTVで活躍されていましたので結構脇役の売れっ子さんだったと思います。
(文太兄いに酒を注がれる工藤氏。異色のシーンでした)
(こっちはミラーマン。怪獣にバズーカ砲で突っ込んでゆく工藤氏。かっこええですね。)
工藤氏は現在74歳の好好爺になられましたが舞台に立ったり俳優養成所の講師として現役で活躍されておられるようです。いつまでもミミラーマンの藤本武役を続けていきたい気概でおられるようです。これからも応援していきたいですね。
”あーさやけーの ひかりのなかに たつかげはー♪” でしたっけ? 私も見てました。 懐かしー!!
工藤堅太郎さんいらっしゃいませ。
ミラーマンは当時私は中学3年でした。おそらくSeikiさんは小学校ころ?今の歳になってじっくりみるとカメラのとらえどころなどが異なっていたり役者さんが名演技だったりと驚きます。ストリーも良かったですよ。
ミラーマンは石田信之さんが主演でしたが当時は20代でおられたのでドラマの盛り上がりはとりまきベテラン俳優さんの力によることが多かったと思います。
その中でも工藤堅太郎さんの役は盛り上げ専門の役柄でおそらく工藤氏がいなかったら視聴率はかなり落ちていたと思います。
工藤氏は相応な高齢になられましたがまだまだ元気でおじいさんの役はいやだとトーク番組で仰せでした。
そちらの工藤さんはKTM1190でかっ飛ばしておられますよね。w いいんじゃない?