海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

REDSEA コンプリートケアプログラム その30

2011-07-16 15:59:05 | REDSEAリーフケアプログラム


4月下旬にNO3PO4-Xを使用後、リーフカラー、リーフファンデーション、リーフエナジーなど購入し順調に経過していると報告できる部分とやはり脆弱な部分の両方が露見してきています。


NO3PO4-Xは5mg/liter程度のNO3なら結構すばやくゼロに持ってゆく能力があると今までレポートしてきました。また、ゼロをキープする力もなかなかのもので、再々REDSEAのテストキットで計測してもゼロのままです。50リッターにたった毎日0.5ml程度の投入で安全にNO3がゼロにできるのですからそれはお勧め商品でしょう。これはこのケアプログラムの順調な部分です。



さて、問題は・・・低栄養塩水質でいわゆる極美サンゴはいままでどおり健康に生きていけるのか?はちょっと危ないものがあると思います。

上の画像のスブラータは低栄養塩水で綺麗な色上がりになりましたが(それを目的で低栄養塩にしたのでなく結果がたまたまそうなったというだけです)・・・RTNが原因なのか、KHの急変動によるものか、白化が急速に進行し、おそらく短期間でだめになると思います。



今回は水温が28まで上昇しクーラーの投入で白化がおさまったと思えましたがKHの変動 5~6まで低下により再度バッファ剤を入れました。しかし、白化は進行しました。このような変動でも通常の健康なサンゴならば順応能力があるのでしょうが、極美サンゴは変動で弱る傾向が大きいと思えます。弱ってところにRTNだったのかもしれません。

そういえば、「サンゴの色上がりは防御反応」とリーフケアの詳説にかかれていますのでとにかく変動には注意せねばならないと思えます。 

これは難しい。ww




リーフカラー系は効果があったのは「リーフカラーA」のヨウ素。ピンク色系のサンゴの色は良い色に変化するとともにピンクの色をキープする力もあるようです。トゲサンゴのピンクは極美ではないけれど1ヶ月以上経過してもそのままの色を保てています。スターポリプの茎の部分などがピンクに色変わりしたのも意外でした。かといっていいことずくめでもなくハイマツミドリイシはリーフカラーAの恩恵を受けず、やや茶色化しています。これは照明が弱いからでしょう。照明にも大いに効果が影響されるのは書いていないけど覚えておかなくてはいけない一項目です。

「リーフカラーD」は18種類の微量元素で青、紫の色に関与するとされていますが、この効果は目に見えるようにはわからない。微量元素で入れすぎは禁物ですので0.5mlを二日に1度程度。これは買って損したかもとも思えますが、見えないところで効果を発揮しているかもしれません。(効果といえば・・ハネモの勢いが増してきたのはこの微量元素が効いているからかも。)



さて、「リーフエナジーAB」ですが・・・これはサンゴの活力に与えることにはウソ偽りはないようです。リーフエナジーAは2~3日に一度程度。リーフエナジーBは毎日。それぞれ1mL程度水槽に入れています。15分ぐらいは水が黄色になります次第に色がとれて透明な水になります。
その間サンゴはポリプを一杯に広げます。そして昼からはポリプが気持ちよさげにたなびきます。NO3PO4と並んでお勧めの商品かもしれません。

ただしこれもいいことずくめでもありません。特にウチの水槽の場合、リーフエナジーAは炭水化物系の栄養があるので水槽面の苔やらLRのデトリタスを増やす傾向があるようです。エナジーAの栄養はゼオライトのシャカシャカのバクテリアフィルムの餌でまかなえますのでリーフエナジーBを中心に与えて様子を見ています。


リーフファンデーションについては研究中ですがマグネシュウムの消費は多いみたいです。現在のウチの水槽は1000ppmでかなり低下してきています。ファンデーションCを与えていますがこれは毎回10ml程度は入れなければ効果がないようなのでもっとも消費量が多い商品でしょう。それなら水をできるだけ換えた方が他のイオンバランスも整いよいかもしれないというのが結論です。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アキオ)
2011-07-16 18:56:20
ファンデーションよりエナジーですか。。
(週一、50L以上換水するのが基本として)
そんな気になってきました。

アキュリのXと迷う感じですか??
返信する
Unknown (よしひろ)
2011-07-16 20:11:41
アキオさん:

ファンデーションはアキオさんところのように
1週間50%換水をルール化しているならさほど
添加剤はいらないんですよね。いるのはSrぐら
いかも。

ウチの場合小型ですし、半ベルリン的な換水は20~25%、かつサンゴの各添加剤の消費量は多いので ああだ こーだと入れまくる。これがバランスをくずしスブラータみたいなサンゴを白化させる・・・
ちょっと添加剤を再考したほうがよいと思っています。

アキュリ エクストリームX は パートA はリーフファンデーションのような機能ですのでこれは REDSEAの各ファンデーションと良く検討しながら置き換えができるのでは?と見ています。逆にPART Aのみを買ってあとはREDSEAのリーフカラーを買い求めるというのも良いかも。

エスクトリーム X B は微量元素で リーフカラーのC・Dと同じような効果ですがBにはSrなども入っているので色揚げなどを目的としないならBのみ購入するのも手と思います。

つまり 商品の企画としては アキュリさんのPART A & Bを購入すればほぼことたりるというのが感覚として分かる感じです。

色揚げなどはREDSEAのケアプログラムの方が完成度は高いと感じます。









返信する

コメントを投稿