11月に入り寒さが日に日に深くなってきていますね
いつも楽しみに読んでいるほぼにち
こないだから
宮沢りえx糸井重里『試練という栄養』対談が始まりました
9月に観たBunkamuraシアターコクーンの「火のようにさみしい姉がいて」
この舞台の最中(文中でラスト2日だったと判明)に最愛のお母様(りえママね)が天国に旅立って、舞台の終えた数日後の対談です
いままでTVや雑誌等でしか知らなかったりえちゃんでしたが
舞台でなまのりえちゃんを自分の目で見ていままでとは違った感動をずっといまでもキープしたままで
この対談がとてもすんなりと、そして味のあるなにか特別な思いをたくしてくれているような内容になっています
一日目ではりえちゃんが劣等感を持っているということに
あ、これはカーテンコールの時にきっとそう思っていると思った
全然そんな思いを持つことないのになってね
そして二日目は「わたし、試練はごほうびだと思ってるんです。」って言葉
あ・・・すごいっておもわず読みながらつぶやいてしまった
ここまではっきりとキリッと言える潔さに
わたしの場合は試練があるとご褒美とまではいかずで、これは神様が与えてくれた次のステップへの課題だと思っています
それも神様はいい人だからできないことはさせない、できそうなことを試練として与えてくれていると思うくらいの甘えがある
りえちゃんに比べると甘っちょろいと反省だわ
そしてりえちゃんもそうだけど糸井さんや奥様の樋口さんのスタンスもみごとな感性だわ~
この対談が出て毎日読んでいるんだけど、
あまりに深~いから読み込めなくて毎回毎回少しちょこっとした読み落としを拾い、新たな発見があることににんまりしています
言葉って、文字って湧水のようにその中からなにかもっと深い思いがにじんでいるのよね
まだまだあの二人の言葉を読み取れていないけど・・・
きょうはらんまるが手術をし、二週間の入院から退院する日を迎えます
そしてわたしも明日からまた新たな一年が始まり、きょうはこの歳の最後の一日
節目にこの対談と出会えたのはそれこそ神様からのごほうび
かもしれません
舞台を観たり、小説を読んだり、映画を観たり・・・これからも心に栄養をつけていきたいな
直木賞作家・角田光代さんのベストセラー小説、
『紙の月』を宮沢りえさん主演で映画化。
11月15日(土)より全国ロードショー