go on a picnic

モダンなライフスタイルにあう
気の利いたフラワーアレンジメントを
ブラジル生活の小話を交えて紹介します

続日本人の心 

2007年09月09日 | 

私の実家の家紋は「下がり藤」
枠ありだったか、枠なしだったか
いつも論議をかもすのです

そんな藤も「第二の桜」としてターゲットになりつつあるブラジル

ところで、ブラジルの花市場では予約は非常に難しいのです
なぜなら、基本的にその日、山にあるものを切って持ってくるから

こっちも見たことないものがあるけど
売る人もその名前を知らず

ああっ、藤をそんな風に短くしてブーケ状で売らないで!
もっと優雅にしなやかに、しだれたままで持ってきて!
わたしの大事なシンボルなんだから!
あ、そうなの?これってRoxo(むらさき)っていうんでしょ?

それはね、色の名前で花の名前ではありません



日本人の心

2007年09月09日 | 

ブラジルにだって
桜はあります

というより
ただいま大流行中
といっても、枝物を花びんにさしただけの”禅もどき”

たとえ花を触ったことがなくても
日本人だったら「?」と思うようなアレンジなのに
雑誌の表紙を飾り
TVドラマの演出に使われ

そのため、どんな生産者も切ってきます
でも
こんなんじゃ使えないよ、っていうのがほとんど

ねえねえ、桜は切ったら死んじゃうんだよ、知ってる?
あ、そうなの?でも売れるんだよね

ものすごく踊った枝で、日本でもなかなかお目にかかれなさそうな
カッコいいのがあったけど
どこかの金持ちが全部かっさらっていきました