Version2004 (May 2020 Update)
が5月28日公開されました。いろんなところで見かける情報や、前評判によると、Windows10の最新版は、何かと便利そうです。
そこで、Windows Updateによる自動配信を待たず、手動でのアップデートを試みることにしました。
Windows Update画面を開くと、次のメッセージが出ていたので、手動でのアップデートが可能だろうとの判断です。
複数台のPCでアップデート作業を行うことから、いったんUSBメモリでインストールメディアを作成することにしました。アップデートの方法として、このUSBインストールメディアを利用して、作業をすることにしました。
Windows10ダウンロードページに行って、
「ツールを今すぐダウンロード」 のボタンを押せば、
ツール「Media Creation Tool」(メディアクリエイションツール)がダウンロードされます。そして、最新版のインストールメディアを簡単に作成することができます。
Windows10が起動しないとき等にも、修復作業にこのUSBメモリのインストールメディアが利用できるはずなので、今、作っておいて損はないだろう、との計算です。
インストールメディアの作成はすんなりと終わったのですが、問題は、その後のアップデートの工程です。作業途中、次のメッセージが出て、前に進めなくなりました。
「 このPCをWindows10にアップグレードすることはできません。
このバージョンのWindows10では、お使いのPC設定はサポートされていません。Microsoftでは、このような設定を迅速にサポートするために作業を進めています。対処は必要ありません。これらの設定がサポートされた後、このバージョンのWindows10がWindows Updateで自動的に提供されます。」
このメッセージには、おかしな部分があります。
作業対象のPCは、Windows7からすでにWindows10にアップグレードを終えたものです。
なのに、
「このPCをWindows10にアップグレードすることはできません。」
というのは、いったい、どゆこと?これは何を意味するのでしょうか。
いずれにしても、これ以上、前に進めることはできません。
メッセージによると、
「Microsoftで、作業を進めています。」
「対処は必要ありません」
とのことです。
「User側での対処策はないので、Microsoftの作業を待て。」というのですから、そうするしか、ありません。
別のPCであれば、Version2004へのアップデートができるかもしれないと、気を取り直して挑戦してみました。が、やはり、同じ個所で同じメッセージが出て止まってしまいます。
3台目のPCも同じ、さらには4台目のPCも同様です。
富士通製PC2台、東芝製PC1台、NEC製PC1台、計4台ともに、全滅です。
全国には、同じようにこのメッセージが出て困っている人もいるはず、と思い、ネットを探るのですが、ヒットしませんでした。
4台のPCでアップデートできないということからすると、何かこちら側の原因というのも考えられるのですが、それでも、どうしようもありません。メッセージを信じて、Microsoftの作業を待つことにしました。
今すぐVersion2004にアップデートしないとPCが使えないというような、急ぐ問題ではありませんから。
◆ Fire TV Stick
それでは、また次の記事で。
■■■■ goosyun ■■■■
《2020年8月13日追記》
2020年8月になって、同一PCで、Windows10 のクリーンインストールをやってみると、最新版2004が入りました。
⇒ こちらの記事をご覧ください。
《2021年1月13日追記》
バージョン2004をスキップして、バージョン20H2を手動適用するには、
⇒ こちらの記事をご覧ください。