「パソコン便利屋 どらともサポート ブログ」
に掲載されたある記事をきっかけとして、Windowsのコマンドプロンプトを、少しだけですが扱うようになりました。
そのきっかけとなった記事は、通常の方法ではインストールできなかった会計ソフトを、コマンドプロンプトを使うことでインストールできたというものです。
コマンドプロンプトを扱うきっかけについては、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
「DOS(ドス)」の時代からコンピューターを扱ってる方にとって、コマンドプロンプトは慣れ親しんだツールでしょう。けれども、Windowsの時代以降しか知らない私のような者にとって、コマンドプロンプトは縁遠いツールです。これまで、ほとんど触ったことがありませんでした。
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)でPC操作ができるので、コマンドを覚える必要はなかったからです。
けれども、エクスプローラーを使っての手作業では面倒くさい操作を、コマンドを打ち込むと、一瞬で終わらせるようなこともできます。
こんな便利なツールがあることを、これまで全く知りませんでした。これまで、知ろうともしなかったなかったことが、悔やまれます。会社がもうすぐ定年になる、こんな年になって、初めてコマンドの便利さを知るとは。あぁ、もったいない。
コマンドには、処理方法を変えるオプションを指定するものがあります。コマンドの後ろに半角スペースを入れ、オプションを指定することで、処理の方法をいろいろと変えることができます。
ちなみに、半角スペースはなくても正常に動いてくれるのですが、これを入れていないと、コマンドを書き込んだ後の確認時、読みづらくなります。
コマンドによってはたくさんのオプションを持つものもあり、すべて覚えておくことは不可能です。
そういうときに威力を発揮するのが、「/?」オプションです。
コマンドの後ろに、「/?」オプションを付けて実行すると、画面上に使い方や利用可能オプションの説明が表示されます。
これが、めっちゃ便利です。
例えば、「/?」オプションを付けて「xcopy」コマンドを実行すると、たくさんのオプションについての説明が出てきます。「分からないときは『スラッシュはてな』」とだけ、覚えておけばよいわけです。
「xcopy」コマンドにはたくさんの利用可能オプションがありますが、「/E」オプションを指定することで、サブディレクトリを含めて、ディレクトリ構造がまるごとコピーされます。データのバックアップ操作をするのにピッタリのオプションです。
このxcopyを使って、便利なバッチファイルを用意しておくこともできそうです。
それでは、また次の記事で
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