空っぽの部屋(虚静恬淡に生きる)

荘周菩薩品(抄)、老子、中庸、大学の仏教的解釈を掲載しています。荘周菩薩品、続、補は電子書籍(シナノブック)に。

チワワの空くん、2歳に。

2022年12月22日 | 

 2歳を迎えたチワワの空くん。2歳の誕生日は、抱っこ食べ療法中で誕生日を祝う余裕もないままでした。

 数ヶ月にわたる吐き出しがあり、食道拡張症を心配したのですが、信頼できる遠方の動物病院で昨年の11月に検査を受けても食道は異常なく、入院中も吐き出しなしとのことでした。

 しかし、退院しても家では吐き出しが続いたので、小さいチワワが沢山かかっている病院に、再び検査入院。またまた、始めの検査では異常がなく、退院を言われたのですが、また退院後に吐き出しがあると思うと絶望的な気持ちになり、獣医の先生に吐き出しの原因が分かるまで入院させてほしいとお願いしました。

 三度目のバリウム検査で女性の獣医の先生が、3時間おきにレントゲンを撮って観察して下さり、バリウムの流れで、胃の中の異物の存在が判明しました。

 小さい犬用の内視鏡があるので、順調にいけば内視鏡手術、難しい時は開腹手術ということでした。

 ようやく吐き出しの原因が判明して、先生本当に有り難うございます、空の命が救われましたと、感謝の涙が目頭に。 

 無事に内視鏡手術で、異物を取り出してもらえました。(下の写真)

空の胃から出てきたものは、ずいぶんと変色していますが、指先用包帯でした。 

8月30日のプチトリミング時に負傷した空ちゃんの足用にと購入したものなので、9月から12月5日まで3ヶ月以上胃の中にあったことになります💦

実際の内視鏡手術時の写真です。胃の中は潰瘍があるそうです。

3ヶ月以上も苦しかったよね、空君。 

 吐き出しはあったものの、食欲があり、快便だったこともあってまさか誤飲だったとは、驚きでした。

 退院して、もう大丈夫かと思いきや、手術や検査の影響で、更に吐き出しが酷くなってしまい、慌てました。 

(写真は退院直後。手術着を着ている間は、ほぼ寝たきりでした)

 内視鏡手術で出てきた物から、誤飲の時期が特定出来たので、先生とよく相談したところ、食道拡張症の犬のように食道を垂直させる形で食べさせるように指導を受けました。

 早速、試してみると、見事に吐き出しが無くなりました。もうすぐ先生に報告したいくらい嬉しくて、万歳気分になりました。

 抱っこ食べ療法が始まって1ヶ月半、まだ抱っこなしでは、吐き出し気味なので、抱っこ食べ&食後抱っこの日々ですが、元気な空に感謝する日々です。母も空の抱っこにすっかり慣れ、母の抱っこの時は空も1番お利口に大人しく抱かれています。

 良かったね、空君。2歳おめでとう🎉

チワワの空君とは、なかなか相性が上手くいかずに、私もかなり悩んできましたが、(空は空で、小さいことでこんなに苦労するとは、夢で言いにきました😅)2度の入院を経て、心が通いあうことも増え安堵しています。

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チワワの空君、1歳に

2022年01月07日 | 

   我が家の愛犬空(そら)が、1歳になりました。もうすぐ、我が家に来て半年になります。時々妖精みたいに見える空ちゃん。広くはない家の中で、時々姿が見えなくなり心配します。

11カ月になった時には、ここまで無事に育ってくれてと、思わず涙ぐんだほど体が虚弱で、寒さにとても弱い空。タオル遊びをしていたら、数日後に空の歯が発見され、青ざめたこともありました。(牙型の歯)

それから数週間の間に、マーキングがはじまり、何と再トイレトレーニングをする事態になっています。😱 おむつが嫌いで比較的早くトイレを覚えてくれたのに、マーキング防止スプレーを用意したりおむつも復活です。

冬になり散歩が難しくなったことが重なり、ストレスも多いように思います。命にかかわるといけないので、震えが止まらない時は、抱っこのお散歩?でも無理をしないようにしています。

外の景色や匂いは好きなのですが、車までの移動ですら震え上がる空君。車内があたたまるまで湯たんぽの上に張り付いています。本当に寒さに弱いです。

背中の筋肉は、だいぶしっかりしてきたのですが、後ろ足はまだまだ華奢です。20度以下だと震え出す空ですが、運動神経は非常に良いです。足が早く、追いかけっこが好きなようです。洋服やおむつを持って飼い主は、空を追いかけます。笑。

前犬を亡くした悲しみもこうやって癒されていくのかもしれません。

心配していた冬も半ばを越えて、寒さから胃を悪くしやすいことと、マーキング問題が空ちゃんの重要事項です。そうそう、それから髪の毛を食べてしまうことも加えておきます。そのまま💩と一緒に出てくるのですが、髪の毛だけ残ったりするのです。ティッシュでつまんで引っ張るのですが、中々すんなり取れないので、中で詰まらないか心配になります。(排水パイプではありませんが。苦笑。)

 

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チワワ犬は特殊なのか?

2021年11月28日 | 

 チワワ犬が我が家に来て4カ月が過ぎた。6カ月1.2キロだった空は、10カ月1.5キロ超になり、歯も生えかわった。(と思ったら、歯の本数はかなり少なくて、乳歯のままの犬歯1本。もう1本の犬歯は抜けたまま生えてこなかった。)

 はじめは、あまりの小ささになれず、後ろ脚のあまりの細さにハリネズミを思い出し、温度が20度をきると震え出す空に慌てた。まだ後ろ脚はかなり華奢な為、怖くてスリングは用意出来ないでいる。

 呼吸器系の弱い空は、体が弱く覇気が薄い。もともと呼吸がガーガーしやすかったが、9月初めに預けて風邪を引いて以来、いびきまでかくようになってしまった。前犬のジャムのいびきが大好きだったので、いびき音は懐かしい感じだが、その時は鼻提灯までできる状態で、とても申し訳ない感じがした。 

 呼吸器系が弱いせいで良いところもあると書くと妙な感じだが、小型犬ながら、無駄吠えが無い。それにとても純粋だ。お座りもお手も覚えがとても早かった。

 あまり小さくて可愛いらしい為、当初ピンクの首輪と散歩紐を用意したら、空に大不評だった。小さいながら男らしいところがあるようだ。(空のテーマソングは鬼平犯科帳の🎶男だったら~笑。)

 お互いに手探り状態で、一時期は空が死んだら大変だという夢を何度も見るので、家族皆、小さい空を緊張しながら育ててきた。

 普通に犬を飼う感覚だと、難しいものがある。特に空が体が小さくて弱いからだと思う。以前にジャムを飼う前とジャムが亡くなったあとに借りたチワワ達は、冬でもここまで寒がりではなかった。 

  赤い物が空に生きる気力をと夢に見てからは、赤い服、赤いキャリーバッグ、赤い毛布、赤いベッドとなるべく赤ばかり揃えている。赤い色は以前は派手な感じがして、選ばない色だったのだが、今は赤色にすっかり反応するようになった。それに、赤色は空君によく似合うと思う。(すっかり親バカです。笑)

 買い物に、お参りにと連れ歩くうちに、すっかり外出好きになった空君。これからの寒い季節を無事に乗り切れますように。

 空君、無事に育ってね。

 

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小さなチワワの空君と

2021年10月23日 | 

 父が亡くなる少し前に、夢の中で勧められた犬は黒パグでした。あの時もし黒パグを飼っていたなら、今も父は生きていたのでしょうか。 

 父亡き後に飼った前犬(繁殖引退犬のジャム)を亡くしてから、私の落ち込みは酷いもので(特に夜中らしい)、持病のシコリ(晩年の父に乳がんだが、共存した方が下手に手術するよりよいだろうと言われ検査も受けずにここまできている)に悪いからと、母と妹の勧めがあって、また犬を飼うことになりました。

 当初、因縁を肩代わりしてくれる同性のメスの小型犬を探していました。相性とか、この先育てきれるかとか、中々合う犬と出会えずにいました。

 ちょうど近所のペットショップにメスのチワワがいると分かり、妹に写真を見せると良い反応だったので、母と妹と3人で会いに行くと、ガラス越しのチワワは数時間前に売れたばかりでした。半年以上売れずにいたのにもかかわらず、ほんの数時間前に決まってしまうなんて、縁がなかったようです。マイペースな女の子なんですよと店員さんの説明を聞きながら、ガラス越しのチワワを見て、とてもがっかりしました。

 たまたま近くのブリーダーさんに月齢の経ったオスのチワワがいることがわかり、写真を見せると妹が大変気に入り、早速会いに行きました。犬にトラウマのある母が会ってすぐに犬に触れたのには、驚いて、3人で顔を見合わせ、オスではありますが、半年経ったチワワに決まり妹が代金をほぼ払ってくれました。(レンタル犬の時も妹の奢りだったので、さすがに申し訳ない為、不足分は私が出しました。)

 父のペンネーム🈳甫(からっぽ)から一文字とって空(そら)と名付けなさいと、妹が夢に見て、チワワ君は空(そら)という名前になりました。

 当時生後半年で、1.2キログラムの空君は、噛み合わせがオーバーになり値下げしましたと書いてありましたが、私自身が噛み合わせがずれていると歯医者でいわれたこともあり、ショーを目指す訳でもないのであまり気にしませんでした。

 小さいチワワのことをよく知らずに飼った為、しかも小型犬は初めてなので驚きの連続です。決して広い部屋ではないのに、気が付くといないことがあるのです。ある時は押し入れの中から発見され慌てました。儚げで覇気の薄い空君が死んだら大変だという夢を何度か見たりして、蹴飛ばさないように、扉に挟まないようにと、緊張しながら飼っています。

 また、小さなチワワがこんなに寒がりだとは知りませんでした。チワワの冬の最適温度25度が事実だということを、空君は身を持って私たちに教えます。20度以下では震え出し、25度では元気を取り戻す、空君の体感温度は、実に正確です。

 秋から寒さ対策をしなければならない予想外のことの連続ですが、小さくて軽いため、腰の弱い私にはありがたい重さです。(只今9カ月1.5キログラム)

 覇気の薄い儚い雰囲気のある空君。風邪気味からなんとか元気になって、山伏の光を取り戻してほしいと、祈りながら育てる毎日です。そして、その光にあやかりたいと願っています。

 生きる気力が赤色で湧くと夢に見てからは、着る服も包む布も赤ばかりなるべく揃えるようにしています。母は、やっぱり還暦の赤いチャンチャンコには意味があると喜んでいます。

早く馬が合う間柄になれると良いのですが、本当に思考錯誤しています。(空と一緒に焼き芋や干し芋をいただく時が唯一分かりあえる瞬間です。笑)

シニアチワワのように眠る空ちゃん💤

1110ベーカリーの広大なお庭に来ると、テンションの上げる

空君。

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チワワの低血糖

2021年08月08日 | 

チワワを飼い始めて三日目、空と名付けたそのコは下痢になり、四日目には、下痢に嘔吐も加わり、近くの海動物病院に予約を入れた。獣医の先生は、手術の予定があり、夕方まで診察を待たなければならなかった。

その数時間の間に空は更に元気がなくなり、起き上がれなくなってしまった。獣医の先生に点滴をしてもらえば安心だと考えていたが、まさかペットベッドのまま運ばねばならない程になるとは、考えていなかった為、少々慌てた。

獣医の小野塚先生は朗らかな先生で、慌てることなく適切に処置してくださった。まず、点滴注射を打ち、ヨークシャテリアも低血糖になりやすい話をしながら、すぐ起き上がれなかったチワワの空をみて、ロイヤルカナンの退院サポート用の肉缶を開けた。

途端に空はムックと起き上がり、隣の机の上の肉缶に向かって飛んでいこうとした。落っこちたら大変だと、母と私は急いで空を捕まえた。そしてその様子に一安心した。小野塚先生から喜々として肉のムースを食べるこの食欲があれば大丈夫だろう。

後で調べてみると、チワワの低血糖はもの凄く怖いことらしかった。命を落とすこともあるらしい。

小野塚先生にどうしますかと、聞かれた母は肉缶をお願いし、2缶(空の体重1.2キロなら4日間の量)買って帰った。値段も立派だったが、新しい環境に馴染む間のご褒美になった。

先生から食事を小分けにするように指示があり、それから二週間後の今も、一日4回に分けてあげている。一日の総量さえ同じなら小分けで構わないこと、1.2キロの空の体を触り体重も丁度良いとのことだった。

今では下痢も治まり、あとは我が家に馴染んでくれるのを待つばかり。退院サポートの肉缶が大好きな空の為に、ブリーダーさんから頂いたドライフードにジャムの好きだったプロフェッショナルバランスの鶏ささみのウエットパウチを取り入れることにした。

実は、空を飼うことになるすぐ前に、海動物病院の隣のペットショップに母と私と妹は行ったばかりだった。月齢の経ったチワワの女のコがいたからだ。しかし午後に行くと、すでに午前中に飼い主が決まり、ガラスケースの向こうでそのチワワの女のコはすやすや眠っていた。

縁とは、そういうものなのかもしれない。そこに空がお世話になるとはその時は想像もしていなかった。

 

 

 

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