GOREとにゃんこの桃源郷

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ゴアとかメタルとかロックとか

2013.06.05 - 磯のかほり

2013-06-05 | DVD(映画)
 久し振りに音楽を録音した。ゴアグラインドにお誂え向きのSEと言えば、ポルノもしくはスプラッターと相場が決まっている。さしずめスプラッター映画に関しては、ゴア映画と形容される趣があるほど、ゴアグラインドに相応しいジャンルだ。そこで、全然観たくもないのに、SEに使えそうな場面を求めて、ここ2~3日は映画漬けだった。
 しっかり観た映画は、「人肉饅頭2」、「人肉ラーメン」、「食人族」、「DEAD SNOW」くらい。物語は飛ばして、ハイライトだけ観たのは、「A Serbian Film」、「Hatchet」、「Hatchet2」、「13日の金曜日6」だろうか、他にもあった気がするが忘れた。色々観たうえで、やはり思うのはホラー映画に興味が無いということ。また、意外とスプラッターシーンは少ないのだなと思った。映画1本が90分だとして、うち70分くらいはグロテスクな場面の連続なのかと勘違いしていたが、ちゃんとストーリーがある。物語性が無いのはスナッフ系だけなのかな。だとしても、コメディ映画専門の身としては、ホラー映画鑑賞がとにかく苦痛で仕方ない。たとえ笑いどころがあっても、恐怖を煽られるともう台無しだ。
 では、ここからネタバレありのレビューとなるため、ネタバレされたくない人はしょんぼりしていってね。

 「人肉饅頭2」
 他のシリーズは見たことが無い為、比較不能。とにかく初めの1時間は、ジャッキーチェン映画のような香港的ギャグ映画だった。というか痴話喧嘩に次ぐ痴話喧嘩の応酬で、イライラして退屈だ。ただ、エロイ。全体的にエロイ。沢尻エリカの香港版というくらいエロイ。つまり香港版のヘルタースケルター、それが人肉饅頭2という認識だ。また、題名のようにエグイ場面はほぼ無い。よって、SEとして使える箇所は致命的に無い。人間を出刃包丁でミンチにして客に提供することを期待していたため、とんだ肩透かしだった。とはいえ面白かったので全く飛ばさずに最後まで観てしまった。

 「人肉ラーメン」
 気の触れた母親の話。タイ国の映画だが、タイ人はキチガイに優しいのだろうか。明らかな精神疾患の殺人犯に対し、男が優しく接することに違和感がある。中盤まで、場面転換が多くて物語が分かり難いが、観ているうちに分かってきて結構楽しい。全体的にオリエンタル且つ今風の構成なので、なかなかどうして良作だと思った。やはり題名のわりにゴアな場面は少ないが、1つ1つのグロさは結構高いため、悪くないと思う。一思いに殺さず、苦痛と恐怖を与え続けるという殺し方は、猟奇性を増している。視聴者に臭いを感じさせるような描写や演技があれば、更に良い作品になっただろう。

 「食人族」
 単なるゴア映画かと思っていたが、全然違ったことに驚きを隠せない。人種差別をテーマにした、真面目な作品だった。シーンが多く、しかも食としてのであるため、丁寧に解体の手順を見せてくれる。ただし、当時の技術的に精緻な模型を作ることは困難だっただろう。ゆえに、殺される動物は本物を使用している。また、アミン大統領による処刑フィルムを流し、映画の中でヤラセと言っているが、この作品を撮った監督によると、これも本物の映像を使用しているらしい。ちなみにやはり題名と違って、スプラッターな場面は多くない。それよりも、裸婦が大量に出演しているため、非常にエロイ映画だ。けしからん。エロで勃起⇒グロで萎え⇒エロで勃起⇒グロで萎え、この繰り返しになることが予想されるため、これは一種のちんちん弄び映画だ。ちんちんを弄ばれたい人におすすめ。

 「Dead Snow」
 デブが殺されるまでは、13日の金曜日と同じような、よくあるホラー映画の雛型と言えよう。ただそこから先は無茶苦茶。ゆでたまご先生のキン肉マン並みにツッコミどころが多過ぎて、もうただただ絶句。中盤以降はツッコミ訓練用の教材として最適なので、そういう人にはおすすめ。グロテスクば場面に関しては、臓物の作りがいまいちなため、ゴア要素に期待すると鬱になること間違い無しだ。でも、全シーンを通しても、ピンポイントで言いたいことがある。携帯繋がるなら最初から掛けろ。

 「A Serbian Film」
 これは多分、スプラッターというより鬼畜映画だ。吹き替え無しの英語字幕で観たため、大雑把にしか理解出来ていないが、誰よりも逞しいペニスを持つポルノ男優が、悪い男に騙されてスナッフムービーのような映画撮影に手を貸してしまう。酷い鬼畜な騙され方をして、最終的には全員殺して、一家心中するという顛末。他の映画と違い、グロではなく鬼畜と表現するのが相応しいのは、倫理的にNGな要素が多いから。例えば、妊婦の股から赤ん坊を取り出し、そのまま産まれたての赤子をレイプするとか、イラマチオ中に女の鼻を摘み窒息死させるとか。ただ、ペニスを使った斬新な必殺技は一見の価値あり。あと、今回見たのはノーカット版だったため、通常版には無い描写があるかもしれない。

 「Hatchet1&2」
 1の曲がマリリンマンソンだったことに衝撃を受ける。怪物の登場シーンは音量が大きすぎて音割れしているため、鑑賞の際は鼓膜に注意が必要。怪物は、昔何かの映画で見たことがある奴に酷似している。というかジェイソンに全体的に似ている。

 さて、ビバヒルでも観ようかな。


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