2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

急速炊飯 手動!

2019-12-17 20:52:09 | お米語り
「やっぱりご飯はガス窯だよ。」
「石窯のご飯も美味しいよ。」
昔はガス窯で食べていたが、今じゃすっかり電気釜。
手抜きと蔑むことなかれ。今の電気釜は馬鹿にはできない。
いや、昔の釜より美味しいご飯を作り上げるぞ。
電気釜だって十分美味しい。

急速炊飯モードがあって、こいつがすごい。
時間がない時、早くご飯が食べたい時、このモードでもご飯を炊き上げてしまいます。

昔はね、お米は30分水に浸しておかないと、ごわごわのご飯になっていた。
それが当たり前だったから、飲食店でアルバイトした時に研ぎ終わった後ですぐに
火をかける炊飯にびっくりした。

「えー、それじゃご飯がごわごわになりますよ。」
「いいんだよ。」

・・・・・。
お客に出すのにそんなものなのか。






「いっけね。ご飯炊くの忘れてた。」
親が帰ってくる前にご飯を炊いておかないと。
親が共働きだったからご飯は毎日炊いていた。うっかり時間を忘れていたから
ご飯が炊きあがるまで時間がない。
お米を研ぐのは手慣れたもんだが、炊きあがり時間だけはどうにもならない。
どうしたものか。



そうだ!
お米をお湯で炊けばいい。すぐに沸騰するじゃないか。
こども心に考えて、研いだお米をお湯に浸してガス窯へ。
コンピューター制御なし、急速炊飯 スイッチオン。



すごいよ! 本当に10分位でご飯が炊けた。ガス窯のスイッチが自動で戻った!
おいらは天才だ。ハハハハハ・・・・・。





いざ、夕飯になって、お釜を開けたらぶっ飛んだ!
白濁したお湯の下に出来損ないのお米がしっかり沈んでた。



今の時代の炊飯器、急速炊飯でもご飯を炊いてしまう仕組みが分からない。
熟成炊きモードより美味しくないが、しっかり食べられるご飯が炊ける。


今の炊飯器は本当にすごい。
スーパーAI搭載になったらどうなるか。


でもね、この前石窯で炊いたご飯を冷凍にしたら、電気釜で炊いた冷凍ご飯と
確かに色が違っていた。


絶対何かが違うんだ。