坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

親子連弾

2012-04-27 | ピアノの話
この数日、示し合わせたように2通の手紙が届きました。

メールの時代に、別の若い女の子から、わざわざ手紙に書いてくれたこと。

二人は、ちょっと年齢の違う元ピアノの生徒だったお母さんになった子と、

いまも不定期にレッスンに来ている社会人生徒です。


1人は、娘がピアノを習い始めたのだけど、
念願の親子連弾が発表会で出来ることになった、と
書いてありました。

娘がピアノを習ったら、これをするのが、夢だったようです。


もう1人の生徒はまだ結婚をしていず、勿論子供もいませんが、
近い将来結婚して、ちょっと先に子供ができたら、
やはり親子で発表会で連弾をしたいのだ、と書いてありました。

しかも、私のピアノ教室で。

こんな嬉しい事ってないですね。
だから、ココに書きたくなってしまいました。





学校の先生は、どんなに素敵な良い先生でも、1年か2年で、
さようなら・・・

数年も経ったら、学校からもさようなら。
長い年月かけて、面倒みてくれる事はできません。



でも、ピアノの先生は、10年でも20年でも一緒に学べる。
丸ごと、その子とつきあえる。
ピアノの先生(習い事の先生)が味わえる特権です。

だからこそ、なれ合いにならないように気を引き締める。


でも、この手紙、何回も読んで、嬉しくニコニコしました。