坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

新しい仲間

2013-10-23 | ムジカノーヴァ




レッスン室のドア壁に新しいポスターを貼りました。

「楽器の森」です。ムジカノーヴァ11月号のおまけ。
綺麗なグリーンの落ち着く色合いが気に入ってます。

楽器のイラストもわかりやすいし、ところどころに書いてある楽器以外の
イラストも楽しいでしょ。

以前の「作曲家ツリー」も大活躍しました。
(ブルグミュラーさんなんか、皆が可愛がる?ので、名前が消えてしまった!)

この「楽器の森」も活躍してくれるでしょう。
楽器や、作曲家について書かれた本は、他にも揃えてありますけれど、
ポスターの良いところは、いちいち開かなくても、見たい時にすぐ見ることが出来る点です。

めんどうくさがりやさんにもピッタリ。




そして、もう一つ 11月号で特に気にいってしまったコラムがあります。

「むじかばーば の突撃となりのレッスン室」






最近、ピアノ教室に限らず、習い事全般に「楽しい!」と言うことを、
前面に押し出した考え方が多いように思います。


私もときどき「さの先生のピアノのレッスンは楽しいから!!」とほめていただきます。。。。

でも。。。。私は、ちょっぴりがっかりします。

「うーむ、ただただ  楽しく ピアノを続けられるように、とやっているのとは、
違うんだけどなあ」
(もちろん、ほとんどのお母様は、真意をわかってくださっているとは、
思うのだけど)


ときどき、高校生になって、大学受験を考えるようになってから、(いまさら)って感じで、

「音大、ってどうでしょう?」と言う生徒がいます。

うーん、頑張れば 大丈夫かも????

でも、

「小さい子が好き。だから、小さい子を教えるんだから、
そんなに難しい曲が弾けなくても、教えられるかしら?」

「ずっと楽しそうな本ばかりやってきたけれど、小さい子には、
そういう本を教えればいいのだから、大丈夫?」


これは、間違ってます!

小さい子供を教える事って、ある程度の年齢になった子供を教えるよりずっと
難しい事だと思います。

始めて ピアノというもの、ピアノレッスンに出会うんですから、
すごくすごく責任のある事です。

小学校だって、一年生は、ベテランの先生 が受け持つでしょう?


それに、ピアノって、長く続けてほしい習い事。

「難しい教本は、やってこなかった・・・・」ってことは、
最初から、その教え子が少し大きくなって、自分の手に負えなくなるころは

「レッスンに来るのをやめてるかなあ?」

「だれか、もっと難しい曲も弾ける先生に代わってもらおう」って
思ってるってこと??!!!

最初から、責任放棄しちゃダメですよね。

(1人の生徒と、長期間にわたって、おつき合いできる。これがピアノの先生の
醍醐味の1つですものね。)


たとえば、簡単な曲にだって、たまにはアニメ曲のアレンジにだって、
バッハみたいな対位法が使われている事があります。

そういう時に、どんなに小品でも、バッハの曲、バロック時代の対位法の曲を
きちんと勉強していたら、レッスン法も、うんと違うのではないかなあ、と
思います。

って、話がだいぶそれましたが・・・・


このコラムには

「趣味だから」っていうのが、「怪しく キケン」な言葉だ って書いてあって、

どんなに、 「絶対に 趣味 だろう子ども」にも、「テキスト選びは、重大な指導者の責任」と
書いてあったので、はげしく 共感したのでした。

まあ、わたしは、けっこうおふざけ おちゃらけ先生では、あるのですが、

それは、教える手法として、おちゃらけてはおります。。。でも、
内容は、重箱の隅をつつく・・・・のが、得意です!(^^)!




さいごに、おまけ


先日、義父母の法事のために 東北に  帰省しました。
そのついでに、旅行しながら、帰ってきました。


今回は、 2時間に 一本くらいしか走っていないローカル列車に4つ乗って
きました。

一本 乗り遅れたら、泊まる場所に行き着けない って、こともあるので、
自己流「旅のしおり」をちゃんと(なぐり書きですけど)作りましたよ。





これは、上りの時刻表ですけれど、(1日に 8本しか走ってない)

盛岡から宮古まで、2時間半 鈍行で 堅い椅子に座って、下り・・・

夜に宮古につきました。

(画像は朝ですが。。。。)





続きは、また、 次の blogでね。