豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2013年05月26日 06時37分54秒 | 日記
 ( Vol 781 ) 戦争に 真の勝者は 存在しない
 戦争のための あらゆる行動行為が 許される論理は 許されるべきものではない


戦争で 直接被害を受けるのは 一般市民である

それを 多くの戦争被害者は 実感している


しかし 強者の論理で 黙殺されているのが 現状である


近年で見ると


ベトナム戦争では アメリカは 枯れ葉剤を使用

その犠牲者は 一般市民 

未だ その弊害に対して 謝罪も 保証も 示していない


第二次世界大戦では 人類史上初めて アメリカは 原子爆弾を使用した

その犠牲は 一般市民

その使用に対して アメリカは 正当性を主張

だが 被害者は 市民

その市民に対して なんら謝罪も 保証もしていない


イラク戦争において 中性子爆弾が 使用された

その被害は 市民にも及んでいる

使用に際して 多くの疑義があったが 戦争という名の下に 強行

結果 未だに 被害は消えていない

アメリカは その使用の正当性を 主張

被害者への 謝罪 保証 もない


このように 戦争は 勝っために 戦争という名の下に 手段を選ばず 行われてきた

結果に対しては 勝者の論理が 優先されてきた


戦争は 子供の喧嘩と 変わらない

喧嘩両成敗 という コトバがあるが 

原因は 両方にあり 両方とも 非難されるべきものであり 責任をとる必要がある


戦争は 過去の歴史をひもといても 人間として 常軌を逸した行為を 繰り返してきている


それが 近年 科学の発達により 過激になっている


戦争による あらゆる行為は 許されるべきものではない

一番の被害者は 一般市民


戦争の発端は 権力者たちの 権力争い にある


自国内の紛争を 他国が 関与して 事を大きくして 戦争を生じさせている


戦争は 欲望の現れでもある

戦争を生じさせる動機としては そこに利益があるからである

その利益のために 手段を選ばず というのが 戦争

また 陰で 民間が 利益追求から 関わっている


過去を振り返り 戦争の無意味さを 意識すべき時ではないだろうか

戦争に どれだけの 無用な資源 資産を 投じてきたのか

その代償として 戦果として 敗戦国に 賠償を求めた


勝敗がつかなければ 賠償も求めない


真の賠償請求権が あるのは 一般市民ではないか

だが 現実は 国家間


勝つためには 手段を選ばず の論理は 人権を無視した 行為

そのような 行為は 現代社会では 許されるべきではない



しかし 現実には 行われている


人間は どの時代になっても 常軌を逸した行為を 繰り返している


強者も 弱者も ない

一人一人の存在する権利を認めるという 論理 が 必要ではないか


それを無視して 行われてきたのが 戦争


どれだけの 一般市民が 被害を受け 苦しんできたか

しかし そのことを訴える すべはない のが現状である


どこか おかしい


国家間による戦争 権力者間による国内紛争 による 加害責任は 両者が追う必要がある

勝者の論理を 通してはならない

そこには 一般市民の立場に 立つ必要がある

一般市民に対する 加害責任がある


近代では 原子爆弾 中性子爆弾 細菌爆弾 枯れ葉剤という化学薬品によるもの 

など 人類の後世にまで 影響が及ぶ行為が 平然と行われている


この行為は どのような理由があろうと 非難されるべきではないか


行為を行った国 権力者は 加害責任を とる必要がある

勝者の賠償という形で 加害責任を逃れることは 許されることではない


戦争には 勝者の論理はない 真の勝者は存在しない
 
戦争のための あらゆる行動行為が 許される論理は 許されるべきものではない 






過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 780 ) 組織を 改革するには 指導者がまず 意識改革することだ
その意味から 日本経済再生は エネルギー改革にあるのではないか
Vol 779 日本経済の再生は エネルギーの改革にあるのではないか
Vol 778 共通番号法成立によって 個人情報の保護はどうなるのか
Vol 777 80歳になった三浦雄一郎氏が エベレストに登頂から 感ずること
Vol 776 日経平均株 大幅な急落をした 日銀の政策 安倍政権の政策は 大丈夫なのかVol 775 アメリカで起きた 巨大竜巻から感じること
Vol 774 日本原電の抗議行動に 疑問を感じる
Vol 773 橋下大阪市長の発言に対する報道 その後の橋下氏の行動に思う
Vol 772 犬の飼い主のマナーが 問題になっている
Vol 771 安倍総理の 参議院での 原発再稼働発言には 疑問を抱く
Vol 770 規制委員会の 活断層断定を受けて 日本原電は 安全対策検討費用を 国に賠償請求の意向をほのめかした この行動はどういうことだろうか
Vol 769 自治体の 空き家管理条例 制定の動きについて
Vol 768 女川町の中学生が 震災を記録として 残そうという 行動をしている その勇気を応援したい
Vol 767 橋本大阪市長 の歴史認識における 慰安婦問題に対する 発言に思う
Vol 766 モラトリアム法(中小企業金融円滑化法)が この3月で失効した その影響が心配である
Vol 765 もんじゅの 停止命令 から見えてくるものは 何か
Vol 764 ここにきて 衆参両議員同時選挙 の構想が持ち上がってきた 自民党の皮算用が ちらつく
Vol 763 参議院議員 川口順子 環境委員長の 解任に思う
Vol 763 韓国大統領 パク・クネ氏の アメリカ議会での 演説には 自己都合の 論理演説が含まれている
Vol 762 円が 対ドル 100円台に入った これをどう捉えるのか
Vol 761 共通番号制 マイナンバー が衆議院を通過 に思う
Vol 760 「歴史認識」 発言に 対して 思う
Vol 759 憲法改正について 報道で取り上げてほしい
Vol 758 未だ 原発事故の収束が 見えない
Vol 757 企業 官庁に TOEFL の導入も良いが
 もっと大事なのは 思考力を重視し 自分の意見を言える 環境をつくること ではないか
Vol 756 15歳未満の子供の人口 32年連続減少の 報道を見て思う
Vol 755 毎日 朝日新聞各紙の 憲法96条改正 批判に 共感する
Vol 754 自民党 憲法改正草案は 飛躍過ぎて 国民の意識と乖離している
Vol 755 富士山の 世界遺産登録 に思う
Vol 754 北方領土 二等分方式 について思う
Vol 753 漫談 牧伸二氏の 死を悼む
Vol 752 17歳 高校生 桐生秀が 100m 10秒01 という記録を出した
Vol 751 政府主催 「主権回復式典」に思う
Vol 750 過度になりすぎては 成せるものも成せなくなる
Vol 749 自民党政権の 強気は どこまで 本物なのだろうか
Vol 748 国会議員の 迂回的資金捻出 行為が また問題になっている
Vol 747 IAEA調査団の提言を 東京電力 政府 は 真摯な態度で 受け止める必要があるのではないだろうか
Vol 746 韓国 中国との外交 における 靖国をどうするのか
Vol 745 「豊かさ」という コトバの 罠に はまってしまっている
Vol 744 復興予算 105億円が 無駄に使われた これは 役人の 消化するだけの 行為がまねいた ことではないか
Vol 743 平成大合併後の 地方議会の 議員定数は なぜ 減らないのか
Vol 742 自民党政権の 強硬姿勢は 政治の安定化に つながるのか
Vol 741  なぜ アメリカ議会は 銃規制法案を 否決してしまったのか
Vol 740 特定の俳優による ドラマの掛け持ち出演は 視聴する者にとって ドラマとしての 興味が半減するのではないか
Vol 739 自民党は 歩み寄ることを 忘れたのだろうか
Vol 738 福島原発事故後の 汚染水処理は どうなっているのか
Vol 737 俳優 三国連太郎氏を 悼む
Vol 736 今回起きた淡路島での 地震は 地震対策に対する 警鐘ではないだろうか
Vol 735 自民党政権の 「還元値引きセール」に対する 禁止は 本末転倒 無謀行為である


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