豊前善三つれづれ日記

　(　Vol 2236 ) 財務省トップの福田事務次官の　セクハラ問題は　安倍政権の権力の一極化の影響があるのではないか　

報道では　新聞記者に　福田事務次官が　セクハラをはたらいたと　報じていた

この問題は　古今東西を問わず　いま　非常に　関心のあるところである

映画の世界での　ハラスメント　なども　報道に取り上げられていたのは　記憶に新しい

なぜ　ハラスメントが　生じるのか


そこには　逆らうことができないほどの　権力を持つからだろう

安倍政権は官僚の人事権を官邸に待たせた

それは　官僚を思うように操ることができる　ということを含む

逆に見れば　官邸から指名された官僚は　安倍政権からの　バックアップが得られる　という　保証を得られるという　ことも招く

福田事務次官のセクハラは　このような背景から　見えない大きな力　安倍政権の一極化による力　を見せた行動に出たのではないか

パワハラを含んだ　セクハラに及んだのだろう


今回の場合　女性記者のほうが　その圧力に屈せず　闘ったところによって　明るみに出た


これは　氷山の一角にすぎないのではないか

いまの社会は　パワハラ　セクハラ　には非常に敏感である

その状況下で　高学歴の地位ある人間が　冷静さをなくし　行ったことは　尋常な状況ではない

このようなことを　生じさせたのは　　考え方によっては　安倍政権が生んだものとも　とれるのではないか

ハラスメントに関わる　法律が制定される以前では　表に現れることはなかった

しかし　今は違う

誰でもが　その法律に抵触すれば　明らかにされ　訴訟される　ということを　自覚する必要がある

安倍政権の権力の一極化　自民党内の　全与党化　批判する勢力がなくなったことも原因である

このようなことが　起きないようにするには　自民党内に批判する雰囲気を生む状況をつくることではないか

安倍政権を正すには　まず　自民党内から正す行動が必要である