( Vol 3348 ) 企業は 直接的であれ 間接的であれ 便利さをを煽っている 恩恵も害も 含めて 責任をとる覚悟が必要である 提供企業の責任 使用企業の安全責任 ということが問われる
企業が生み出すアイデア商品は 便利さを産み出している
その影で 害も産み出している
直接的 間接的に 産み出している
間接的であれ 直接的であれ 産み出しているのには違いない
そこには 責任というものが ついて回る
明らかな害が認められない 立証されないから 責任はない
というのは 責任逃れの弁解
この論理は 詭弁である
どんなものにも 利点 欠点は存在する
多くは 欠点は軽微だと無視
世に出すときには この欠点を隠して 出している
はじめから 問題があるのに 問題がないとする思考により
問題が起きれば 立証せよと反論
ここには 反論する側の すり替えが行われている
はじめから 問題があるのを承知して 世に出している
問題が起きたら 問題がないのに なぜだ と 立証せよと迫る
おかしい ことが起きている
開発には 利点だけではない 欠点もある
それは 開発者も承知している
問題は 欠点が問題を起こしている可能性は 否定できない
欠点の問題点は はじめから解消されないまま 世に出している
ここに 問題への対応に おかしな責任逃れが 企業によって行われている
開発したものには 利用するものにとって 大きな恩恵も生じる
その反面では 大きな害も被る こともある
企業責任は 恩恵 と 害 両方に対して 責任をもつ自覚が必要である
使用する企業にも 責任はある
森林破壊 海洋汚染 水質汚染 体内汚染 とあらゆるところに 関係している
最近では 有機フッ素化合物(PFAS)による 水質汚染から飲み水へ そして 人体へと害が及んでいる
ということも起きて 社会問題になっている
製造元のアメリカ企業「3M」はアメリカ国内訴訟で 3億ドルの和解金を支払い 製造の中止 という責任を負わされている
ただし ここには国家機関が 有害であるという判断がなされたことによって 責任が問われた
もし この判断がなされなければ 賠償は生じない ということになる
ここで問題に上がっていない 使用する側の安全責任が 話題になっていないことである
使用者にも 責任が生じるのではないか
このような ことで良いのか 責任とは何か 問いたくなる
作り出した側として 責任 という意識をもつことは必要である
また 使用している側にも 安全責任という意識をもつことが 必要である
作り出せば 責任が伴う
使用すれば 安全責任が伴う
それが 大きいか 小さいか ではない
すべて同じである
害を及ぼす兆候が 少しでも見られたら 即対応して 供給 使用を 安全が認められるまで 中止すべきである