( Vol 3426 ) 差別は 大航海時代につくられた と見てもよいのではないか
オランダ スペイン イギリスと 大航海時代の 覇権は変わった
このときに 奴隷が横行し アフリカから 多くの奴隷が生まれた
これは 植民地化を図った 大航海時代の国家がつくった
その関係で 未だに 黒人の地位は 白人に比べて低く 差別が生まれ
白人至上主義が 横行し 黒人への差別はなくなっていない
また この大航海時代の勝利をかち取った イギリスによって
白人 特に イギリス系の白人の優位性が強調されていった
アメリカにおける差別は ここに 原因がある
戦争による 勝者と敗者 の間には 憎しみとともに 差別が生まれている
勝者による 敗者の支配である
人は みな平等である はずである が 人は 優位性を求める
それ故に 差別も生まれる
世界における差別は 白人優位の思考による
特に イギリス系の人種が 頂点にいなければならない
という 優位性の確保の行動である
スペイン系の人種は アメリカでは ヒスパニックと呼ばれ 白人とは 区別
第二次世界大戦で 敗者となった 日本は アメリカでは 未だに ジャップ と影で呼ばれ 差別されている
黒人 ヒスパニック人 アジア人 とイギリス系人 とは 何ら変わらない
変わっているのは 戦いで 勝者になったか 敗者になったか
である
優秀さは 人 個人の問題である
どこの国にも 世界を変える 優秀な人は存在する
しかし 勝者は 優秀なのは 勝者のみに ある
と思い込む
この思い込みが 大きな差別意識をもたらしている
差別意識をなくすには 勝者であるか 敗者であるか という判別する意識をなくすことである
喧嘩両成敗 という言葉があるが
戦いが終わったら そこには 支配する 支配される という考えを働かせないことが 必要である
勝者の プライドが 差別を生んでいる
差別を なくすには 支配という意識をなくすことである
差別は いつになったら なくなるのだろうか
人間が人間を 支配する
という行為が有る限り 差別は生まれている
悲しいことである