聖なる書物を読んで

現役JW29年目

「大いなるバビロン」から出る?

2019-09-18 | 聖書
お久し振りの更新になってしまいました。

実は、主人とTVゲームしています(操作はほとんど主人で、自分は横から口出すだけですがw)。ドラクエ5が終わり、今はFF8です。プレステ4で。

発売当時もやったんですけど、色々細かいことは忘れてますねぇ・・・なのでまた大いに楽しんでます。そういえば以前、巡回監督が「FFはどうのこうの・・・」と演壇からケチ付けてましたねぇ・・・もしかして兄弟もやってる?・・・なんて思ったものですw。



さて。

黙示録に出て来る、7つの頭を持つ緋色の野獣の上に座す大娼婦「大いなるバビロン」。

この組織では、それは「偽りの宗教の世界帝国」のことで、エホバの証人以外の宗教全てを含み、主要な部分はキリスト教世界だ、という解釈。

バベルの塔が偽りの宗教の発祥であること。また、地の王である政治組織(野獣で表わされている)と姦淫を犯す娼婦として、野獣の上に乗っていること。・・などが根拠。(他にもあったっけ?)

そして黙示録のなかでは、真の神を崇拝する者は、彼女の罪にあずかることを望まないなら(=滅ぼされたくないなら)「彼女から出なさい」と指示されている。

なので、エホバの証人のバプテスマを受けようとする人は、他の宗教組織を脱退している必要がある。そして、組織が言うところの偽りの宗教に関連する物品は処分することも求められたりする。(排他主義もはなはだしい・・・)

・・・神の存在を信じている人が、この考え方に支配されていると、この組織が偽りだと思った時に、とにかくこの組織から出なければいけない、と感じるかもしれない。(自分はそうだった)

でも、この解釈はあくまでもこの組織の解釈なので、それに捕らわれる必要はないと思う。

「大いなるバビロン」は大都市ローマのことで、緋色の野獣はローマにある7つの丘(それぞれに都市があった)を表わすという解釈もある(17:18には「大きな都市を表わしている」と明らかにされている)。

またエゼキエル書では、国ではなくサマリアとエルサレムという都市が娼婦として描かれている。とすると、これを読んだ当時の人は、この大娼婦は大都市ローマのことだ、と思っただろう。

黙示録の著者は、キリスト教を迫害し、弱者を搾取する大都市ローマの崩壊を願って書いた。それを現代もしくは未来に無理にあてはめようと、これまでも多くの解釈がなされてきた。その解釈の一つがこの組織の解釈だ、というだけのことで。

そう考えると、「大いなるバビロンから出なさい」という指示も、偽りの宗教から出ることではないと思えるので、自分と組織との関係に当てはめる必要は感じなくなる。

というわけで、この組織に留まる理由はないけど、わざわざ断絶する理由もないので、当分はこのまま現役続行でいこうと思ってます。

でも、組織の解釈や指示には疑問だらけなので、突っ込むことも多々あるとは思いますw。


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