ギタリストにとって、様式美とは、HR/HM系の80年代のころを思い描く、それはそれはSweetMemoriesなわけです。
しかしながら、最近のビジネス評論家たちが、悪しきハコモノ行政や『カッコに重きを置いて実質がショボかったビジネスモデル』という意味合いでのものを様式美と表現し始めました。
正直、一瞬、それもありか・・・なんて思いましたが、いや、それは正しい使い方ではないと断言したい。
様式美の元祖はヨーロッパ系のHR/HMと認識しております。メロディックでプログレのようにクラシックの雄大さを取り入れたシンセも貢献している音楽と思います。
RAINBOW、DIO,WHITESNAKE、などなど、基本的には恐るべき実質の実力を発揮したミュージシャンの集合体が奏でたものが様式美でした。
どの世界にも、エリートを真似しているつもりで何にもなっていない追従者たちはいます。
言葉を職業にしているからといって、反響が出るという安易な気持ちで様式美という言葉を使用したかもしれません。酒飲みながらの会話のように(笑)。
逆に、これを機に、様式美ということで大繁栄した音楽を、皆さんも聴いてみてはいかがでしょうか。
本当に、素晴らしい音楽ですよ。カッコだけなんて、AKBのようなアイドルのほうがそうでしょう。あっちの方が、プロデューサーが・・・マーケティングして・・・ビジネスも成り立っているし、ランクが上だという扱いなんでしょうな、ビジネス評論家たちは・・・。
まあ、価値観は人それぞれですし、一元化は出来ませんが、何か私の魂を馬鹿にされたみたいで・・・。
自分の現況も出さなくてはフェアじゃないですかね。人のふんどしで相撲を取るつもりはありません。様式美を愛する私のギター・ソロをリンクしておきます。(といいつつ数年前のものですが)。あれ、私のせいで様式美の意味が悪くとられだしたのか・・・いやあ、そうでないことを願います。LIVEの出だしなんで、ちょっと微妙?
toccata and fugue
最近は、スガシカオさんも大手事務所から独立して自分ひとりで対応しなくてはならないことが多くて、演奏やパフォーマンスのレベルが保てない・・でもこんなことじゃいけない・・みたいなことがブログで打ち明けられていますが・・・やはり、スケールメリットありますよね・・・一度も私は味わったことありませんが(笑)・・・。
現場行って、スイッチオンで演奏できることを求められるので、大技は厳しいのですがね・・・。このときはチャレンジしております。
後の判断は、皆さんにお任せします(笑)。では。