8月30日突然、NYに行ってきました。
航空券とホテル、ホテルまでのガイドつきリムジン送迎だけ決めてgo!
朝の11時にケネディ空港に着き、3時間の市内観光。
ホテルに着いてからJTBさんに行くというアバウトな旅。
幾つかの見たい場所の中で、一番興味があったハーレム。
だが夜、地下鉄に乗ってヨチヨチ行くのも危ない。
お決まりのソウルフードとジャズを聴くというコースにした。
◆ガイドさん◆
この日本人男性が大当たりだった。
ホテルとハーレムの送迎にガイド。
ハーレムとは無縁の日本人の9人の質問、要望に答えてくれた。
彼はNYに来て15年になる。
今のハーレムはここ数年で画期的に良くなり、15年前とは全く違う。
私達がソウルフードを食べたお店から200mのジャズバーまでも
歩くのは危険だったという。
危険察知能力のない日本人はあっという間に最後尾の人はいなくなったり、
背後から襲われたりした。
なので以前は、お店への出入りは車でドアtoドアだった。
それが夜9時過ぎにビールとソウルフードでお腹いっぱいになり、
夜風にあたりながら歩いて行けるまでに治安は良くなっている。
が、それはメインストリートの一部だけの話だ。
ガイドさん曰く
時々、ぺらぺらのミニワンピースを着た若い日本人の女の子を見かける。
しかも夜にハーレムをうろうろしている。
彼女達のあまりの無防備さに、その気のない人まで犯罪を起こす気を誘う。
と彼は言う。
たとえば事件になっても、あんな格好でうろうろする女の子が悪い。
警察でも自己責任の範中に入り、事件として扱ってはくれない。
彼は彼女達にタクシーで帰るように一言注意するだけだと。
◆ソウルフード◆
1800年後半、白人中流・上流階級のために作られたハーレム。
通勤の地下鉄延伸が遅れたため、白人の移住はなく不動産価格は下落。
1920年代になり金持ちの黒人が豪華なアパートメントに住み始めた。
門扉・階段付きの玄関に16~25部屋ある豪華アパートメント。
ハーレムを高級住宅街として作った名残のだだっ広い道路がある。
その背景の中でどんどん黒人の居住区になり、貧困化が進んで行った。
食べ物も買えない人々が考え出した食べ物が「ソウルフード」
白人が食べず捨てていた骨つき肉・豆料理・家畜用飼料のコーンで作ったパン。
沢山はえていた繊維の強い雑草の料理など。
生き延びるためにのみ作られた料理が「ソウルフード」だった。
ワタシはそんな背景をもつソウルフードを絶対食べたかった。
ガイドさんが
「ソウルフードって言ったら、皆さんは何を思い浮かびますか?」
ワタシが張り切って
「豆料理~~~!」
ガイドさん
「・・・残念ですが、今日はありません!」
と、残念な展開でしたが、ソウルフード全部美味しかったですよ!
大皿で7皿と有名な地ビール「SUGAR HILL」・コーンブレッド・
野草料理カラードグリーン。
豆料理もさぞや美味しかったろうと思います。
実はワタシは豆料理は大好きで楽しみにしてたんです。
写真撮ったので見てね(^_-)-☆
ハーレムの地ビール「SUGAR HILL」
パンチのある濃厚なビールで、瓶のラベルがセンス良しデザイン。
瓶をラッパ飲みで気持ちはハイテンション!
次が「コーンブレッド」
コーンの粒と香ばしさで、後で持って帰れば良かったと悔やんだ一品。
下2枚が上がコラッドという雑草。
下が繊維の強い雑草コラッドを炒めて煮た「カラード・グリーン」
この「カラード・グリーン」は自分達が人種差別を受けた事に対しての
戒めの意味でつけられた呼び名だそうです。
和風だしで煮たこの料理は男性には全く人気ゼロ。
お陰でワタシがほぼボール1つ戴きましたぁ。
他にもスペアリブ・フライドチキンも伝統的家庭料理の作り方。
他の男性がソウルフードは不味いと思い込んでたようで、美味しさに驚いてました。
もっとお腹を空かせていけば良かったとまた後悔。。。
◆シャッターアート◆
帯表紙がハーレムのシャッターアート。
Mrフランコ氏が1978年からハーレムのイメージアップに描きだしたもの。
1枚のシャッターアートの製作日数は2週間。
素晴らしいアートです。
ワタシはこの絵が一番好きです。
ハーレムのダンス文化が感じれるから。
*昨日、「アグリーベティー」の第1話1年振りに借りてきました。
シリーズ全巻観てる
観てない人、これ絶対お薦め!です。
明日はサルサ仲間の誕生日をバチャータで祝います。
粋だよね♪
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