要介護5からの復活・菰野町周辺の四季

事故で脊髄の3.4.5番損傷。寝たきり状態から歩けるまでに復活。趣味の写真もまた始められるようになりました。

鬱陶しいなぁ

2020-01-13 06:53:08 | 日記


私より数日後で入院してきたS氏。
70歳前後で話の内容からすると
中小企業の経営者。
この人がとんでもない妻コン。

入院の日にナースステーションに車椅子で入ってきて
車椅子を押してきた細君が出て行こうとすると
「行かないでくれ」と懇願。
ナースステーションは基本的に患者以外は立ち入り禁止。
細君が出て行くのは当然なのですが、
人目を憚ることなく泣き出す始末。

脳梗塞か脳溢血で心細かったのは分からないでもないけれど、
患者やナースなど数十人のいる中での出来事にビックリ。

食事の後は歯磨きをしてから順番に病室に戻してもらうのですが
待ちきれないのか、まだ食事の終わらない人が沢山いて
看護師さん介護士さんがそちらの世話にぼわれているのに
「早く戻してくれ」とわめきだす始末。

さらに夕食の後、細君が帰宅する段になると
「帰らないでくれ!」。
ナースステーション前のエレベーターに乗って
帰っていったのを分かっているはずなのに、
看護師に「携帯電話して戻ってもらってくれ」。

そして夜。
皆が寝静まった深夜にわめき散らす声が。
「殺される~。帰してくれ~。○○(細君の名前)、迎えに来てくれ~。」
夜勤の看護師さんにたしなめられるが
夜明けまでこの調子。

一週間ほどこんな調子で私はすっかり寝不足。
他の患者は大して気にしていない様子なのが不思議なので
看護師さんに聞いてみたら
「皆さん耳が遠いのであまり聞こえていないみたいよ」。

そういえば、病室でテレビを観るとき
普通はイヤホンを使うのですが、
入院時にそのことを看護師さんに尋ねると
みんな耳が聞こえないから
「イヤホンは必要無い」とのことでした。

このS氏、やがて入院生活に馴染んでいくのですが
それはそれで傍若無人ぶりを発揮。

全く迷惑なオヤジでした。








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