バラのシーズンに入り、今年も手抜きのため無農薬です。お陰で害虫のオンパレードでしたが、毛虫も多く沢山の蕾や芽を齧られました。毛虫は見つけ次第剪定鋏でチョッキンし、芋虫は摘んで川に流してしまいますが、いつも迷うのは青虫。特に巨大な青いモスラのようなアゲハチョウの幼虫は、食欲も旺盛なので困ったものですが、綺麗な蝶に変体するのでいつも捕まえては、前や裏の草地に移しておきます。今年も新芽の頃一匹見つけましたが、バラから離してひょいと下の畑のほうにおいてきました。
さて今日庭に出てみると、一匹のカラスアゲハがのっそりと飛んできて、バラの枝に止まっています。近づいても逃げないので、写真に撮りました。しばらく様子を見ていると、次ぎは紫蘭の花に止まります。あまり花粉がないのか、すぐに奥庭に飛んで行きました。チョウは同じコースを回遊するので、待っているとまた来るものですが、自分も用事があり庭を後にしました。
毎年いくつかはカラスアゲハを見ますが、今年は初めてです。後で考えると、このカラスアゲハは、4月に捕まえて放した幼虫だったのだと思いました。