2024/5/2付ブログ記事「南海本線みさき公園駅がかつての賑わいを取り戻すのはいつになるのか? <追記あり>」の続報です。
岬町公式サイトの「新たなみさき公園の整備に向けて」のページは、2024/2/21以降このブログ記事を書いている時点まで更新されていません。実質的な再整備主体となるカレイドジャパン社の側からも2024年春の「暫定開園セレモニー」以降新たな情報は発信されていない模様です。
ということで、先日、半年ぶりに現地の様子を見てきました。
駅前からみさき公園のゲートに続く道を望む。以前と何も変わっていません。再整備オープン後のイメージパースを描いた看板があればインパクトがあるような気もしますが。
かつての駐車場の側も何も変わっていません。再整備工事が本格化した暁には工事用ヤードとして活用されると思われますが。
今春に植樹された「カレイドジャパンのシダレザクラ」。秋が深まり、葉っぱはすっかり色づいています。
同時に植樹されたサクラが並びます。残念ながら根付かずに枯れてしまった木もあるようですが・・・
こちらは、2023年に続き2024年も12月初めに開催予定の「みさきの光宴」の会場です。このブログ記事を書いている時点のイベント公式サイトは2023年時点のままですが、カレイドジャパン社が筆頭スポンサーとなっていました。
公園のゲートの前には、前回訪問時点で存在しなかった飲料自販機が新たに設置されていました。この建物の手前側を、カレイドジャパン社を中心とする再開発主体が現地事務所として使用しているようです。これが、前回ブログ記事で紹介した「プロジェクトの進捗や詳細について案内するための公園内事務所」に相当すると考えれば納得です。
事務所の入口は固く閉ざされています。この中に「計画図やパースを放映するモニター」が設置されており、平日に近隣住民向けに公開することがあるのでしょう。
そして、事務所の扉の横手に、2つの掲示物が貼られていました。
右側は、「みさき公園管理会社 株式会社アークル」による桜オーナー募集の告知でした。ネット上に見当たらない情報なので、あくまでも地元住民向けの募集なんでしょう。
左側は「花と緑のみさき公園づくりの会員募集(会費無料)」の告知です。問い合わせ先が桜オーナー募集と同一なので、「みさき公園管理会社 株式会社アークル」が主体と思われます。
注目されるのは、「みさき公園再開発事業は、工事開始までの準備期間が約2年間あります。そこで、2024年4月から2026年3月までの間、公園内花壇の一部を無料開放して、公園利用者の皆さんに自由に使って頂き(以下略)」という文言ですね。つまり、実際に現地で再整備工事が始まるのは2026年4月というわけです。
そして、この花壇貸し出しが前回ブログ記事で紹介した「公園内でのイベントの実施」に相当すると考えれば、カレイドジャパン社としての暫定開園時の3つの施策は全て現実のものになっているわけですね。
「海まで続く道」の沿道で工事の槌音が響くのは、再来年の春の見込みです・・・