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急峻な崖の区間が終わり、あたりは一気に開けました。南側は空き地になっていますが、ほぼ同じ場所の2022/11時点のストリートビューによれば3軒ほどの民家が建っており、この1年の間に買収交渉が完了して解体にこぎつけたことになります。
この先の信号のある交差点から、振り返って崖下の道路方向を見る。
トンネル西側の完成予想図のイラストによれば、西側坑口は中央やや右側あたりにできるようです。
交差点の西側には荒れ地が広がっています。ほぼ同じ場所の2022/11時点のストリートビューでは田んぼと民家が混在する場所でしたが、この1年で大きく景観が変わりました。向こうに見える建築中の民家は、道路予定地から立ち退いた民家の移転先と思われます。
その建築中の民家付近を国道428号側から撮った様子。ほぼ同じ場所の2022/11時点のストリートビューと比較すると、見える範囲の道路予定地の民家が全部解体されたことがよくわかります。
荒れ地側から先ほどの国道428号の交差点を望む。
その西側も、明らかに家屋を解体した跡地が広がります。
箕谷北工区の西端にあたる日の峰4丁目交差点の手前で、コンビニ跡地隣接の道路脇に工事看板を見つけました。
しかし、これは道路改良工事ではなく「今夏の大雨で破損した道路を横断する水路の復旧工事」でした・・・
結局、付近にはここが国道428号改良のための道路予定地であることをアピールするもの(工事用の立て看板も含む)は全く見当たりませんでした。
ということで、西側の道路予定地の買収はほぼ終わっているものの、トンネル本体の工事は現地では全く未着手という状態でした。果たして、2022/3時点で神戸市建設局が公表していた「令和7年度中の完成」は実現するでしょうか?
(おわり)