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ここでは、石川県の営業区域を紹介します。
金沢交通圏は、2023年現在では以下の区域からなります。
(1) 金沢市
(2) 白山市A(白山市のうち旧松任市・旧石川郡美川町・旧石川郡鶴来町の区域)
(3) かほく市
(4) 野々市市
(5) 河北郡 ※内灘町・津幡町が所属
うち金沢市は平成の大合併に関与しておらず、野々市市は人口5万人超えだった旧石川郡野々市町が2011年に単独で市に昇格したものです。
一方、白山市は上記1市2町と白山麓の山間部にある石川郡の5村(河内村・吉野谷村・鳥越村・尾口村・白峰村)が合併して成立しました。これら旧5村の区域は「白山市B」という営業区域となっています。かほく市は河北郡の3町(高松町・七塚町・宇ノ気町)が合併して成立しました。
南加賀交通圏は、2023年現在では以下の区域からなります。
(1) 小松市
(2) 加賀市
(3) 能美市
(4) 能美郡 ※川北町のみが所属
能美市は平成の大合併で成立したもので(能美郡根上町・寺井町・辰口町が合併)、加賀市は江沼郡山中町と合併しています。
一方、金沢・加賀地域と対照的に、能登半島では営業区域が細分化されています。
羽咋市
羽咋郡A(羽咋郡宝達志水町の区域)
羽咋郡B(羽咋郡志賀町の区域) 宝達志水町とは羽咋市を挟んで南北に分かれています。
七尾市A(平成の大合併前からの七尾市域)
七尾市のうち旧鹿島郡田鶴浜町・中島町・能登島町の区域「七尾市B」は、現在も鹿島郡に属する中能登町(鳥屋町・鹿島町・鹿西町が合併して成立)からなる「鹿島郡」とともに実質的な交通圏を形成しています。
輪島市A(平成の大合併前からの輪島市域)
輪島市のうち旧鳳珠郡(もと鳳至郡)門前町の区域「輪島市B」は、現在の鳳珠郡能登町のうちもともと鳳至郡に属していた旧能都町と旧柳田村の区域、それに鳳珠郡穴水町(もと鳳至郡)からなる「鳳珠郡B」とともに実質的な交通圏を形成しています。
鳳珠郡能登町のうちもともと珠洲郡に属していた旧内浦町の区域は、単独で「鳳珠郡A」の営業区域となっています。そして、能登半島の先端の珠洲市域は単独で「珠洲市」の営業区域となっています。