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JR網干駅すぐ西の幹線道路踏切の立体化、2024/4/29時点の進捗<前>

2022/10/8付ブログ記事「国道179号太子道路の整備進捗について」で、

>また、このバイパスは、鵤東の交差点でそのまま主要地方道太子御津線につながります。山崎~ダイセル線のバスは鵤東交差点から山陽網干駅付近までこの道を走ります。こちらもJR網干駅付近で踏切を立体交差化する道路改良工事が進められており、兵庫県公式サイトで詳細情報が公開されています。

と書きましたが、踏切の立体交差化部分については(国道179号太子道路とは対照的に)この1年で工事がかなり進み、JR線路を跨ぐ橋桁の設置がいい線までいっています。今回は、こちらの詳細を報告することとします。

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この工事の事業名は「主要地方道 太子御津線 道路改築事業」で、太子道路と同じく龍野土木事務所が担当し、事業期間は2011年度~2025年度となっています。

事業概要図によれば、

https://web.pref.hyogo.lg.jp/whk13/project/documents/taishimitsu.pdf

立体交差部の北側は太子御津線の現道に接続しますが、南側は(道路の進行方向が異なるため)直接は接続せず、都市計画道路龍野線・宮田線(いずれも兵庫県が事業主体として整備)を介して和久交差点で太子御津線の現道に接続します。ちなみに宮田線の太子御津線以東は既に2車線道路が完成済みで、2003年に移転してきた総合病院「ツカザキ病院」が面しています。

ということでまず和久交差点を見てみましたが、交差点の西側には用地買収済みの道路予定地しかありませんでした!

そのまま進むと、都市計画道路の南側に接する農業用水路部分の工事のみ完了していました。

宮田線予定地と龍野線予定地が交差する個所<=太子御津線が方向転換する個所>に設置されていた都市計画道路事業施行に関する看板。太子御津線の整備事業の次には、宮田線をさらに西側に延伸して太子町内につなげる事業が控えています。

方向転換した先も、そこにあるのは道路予定地でした・・・

かつてここにあった家屋の跡がありありとわかる、カクカクとした側溝。

県道網干停車場新舞子線との交差点脇には、主要地方道太子御津線の開通を見越しドラッグストアがオープンしています(2023/5時点のストリートビューでは影も形もなかった)。愛媛県内では古くからお馴染みの「くすりのレディ」ですが、兵庫県西部まで進出しているのですね・・・

道路予定地の先に、跨線橋のアプローチ部分が見えてきました。この部分だけは2021年1月時点で既に完成済みです・・・2021/1時点のストリートビュー参照

(つづく)

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