関連ブログ記事・・・2022/12/8付「国道19号瑞浪恵那道路の工事はまだまだこれからです」
この瑞浪恵那道路が、2024/7/30に開催された令和6年度第1回中部地方整備局事業評価監視委員会において評価対象となりました。
評価資料はこちら
西側の瑞浪~恵那武並間8.2kmは2015年度に、東側の恵那工区4.3kmは2018年度にそれぞれ事業化されました。いずれも当初から4車線で整備されます。
西側区間の2023年度末時点の用地取得率は約93%・事業進捗率は約61%に達しており、2018年度の前回再評価時点(それぞれ約31%・約7%)から大きく進捗しています。そして、東側区間の2023年度末時点の用地取得率は約79%・事業進捗率は約21%となっています。
一方、事業費のほうは前回再評価時点よりも増大しており、西側区間で66億円増の311億円、東側区間で68億円増の238億円となっています。増大要因の4割弱は「環境基準を超える重金属等が含まれる土砂が多く処理に費用が掛かること」、残りは資機材や労務単価の増加に伴うものです。
さて、上記ブログ記事で沿線の瑞浪市釜戸地区に建設予定の道の駅について触れましたが、2023/4にその基本計画が策定され公表されています。
https://www.city.mizunami.lg.jp/kurashi/machizukuri/1001313/1009467.html
https://www.city.mizunami.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/910/kakuteikeikaku.pdf (基本計画本体)
瑞浪恵那道路から道の駅に直接出入りできる構造とはせず、道の駅脇にある交差点を曲がっていったん県道恵那御嵩線に入りそこからアクセスという形となります。事業費は用地費も含め約20~30億円です。
さて、実は恵那市側でも瑞浪恵那道路沿いに道の駅を建設する構想があり、2023年度後半に3回にわたり検討委員会が開催されています。
https://www.city.ena.lg.jp/soshikiichiran/kensetsubu/linearmachizukurika/iinkai/12076.html
建設地は市西部の武並地区で、既存の岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場(夏はインラインスケートやフットサルが楽しめます)のすぐ近くの瑞浪恵那道路南側に建設を予定しており、名古屋方面からのアクセスは道の駅の少し先のランプでUターンする形となるようです。
ただ、瑞浪市釜戸地区の道の駅予定地からは7.5kmしか離れておらず、両者をいかに差別化するかがこれからの腕の見せ所かも。