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全但バスは2025/3/1から運賃値上げ <追記あり>

兵庫県北部の但馬地域でバスを運行する全但バスは、2025/3/1から運賃を値上げします。

2024/12/9付で近畿運輸局に申請し、

https://www.zentanbus.co.jp/information/45842/

近畿運輸局は2025/1/31付で申請通り認可しました(このブログ記事を書いている時点では全但バス公式サイトには未記載)。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/000341664.pdf

初乗り運賃は160円から200円にアップし、現行運賃が750円以下の区間は一律40円アップ・760~1190円の区間は一律30円アップとなります。

リリース文に例示されていない神鍋高原線(2022/3/31まで上限運賃200円だった・・・2022/4/20付ブログ記事「神鍋高原の上限200円バス終了の顛末」参照)の場合、江原駅~名色間が570円→610円、最長区間の江原駅~稲葉間は710円→750円となります。

そして、リリース文には「現行運賃1200円の区間は据え置き」とありますが、実際には現行運賃の最高値は1450円(八鹿駅~湯村温泉間)となっています。

https://www.zentanbus.co.jp/wp-content/uploads/2024/12/f-18_yumuraonsen_20191001.pdf

この路線の1200円区間(例:八鹿駅~柤岡口<けびおかぐち>間)が据え置きとすると、手前の八鹿駅~熊波間(現行運賃1180円→改定後運賃1210円)と逆転する計算になりますが、実際のところはどうなんでしょうね?

 

<2/27追記>

各路線の2025/3/1以降の三角運賃表が、実施3日前の2025/2/26に公式サイトで公開されました。

八鹿湯村線の新運賃表はこちら

八鹿駅~熊波間など現行運賃が1180円の区間は、値上げ後は30円アップではなく20円アップの1200円となり、逆転は回避されます。

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