ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

NO DAY BUT TODAY

2006-05-07 10:38:20 | みたもの・きいたもの・よんだもの
RENTを観た。

もともとかなり好きなミュージカルで、ほぼ舞台そのままに映画化されていて非常に良かった。
良曲揃っている。
ストレートで純粋な愛の歌が満載で、恥ずかしいぐらい心に響いた。
アメリカ留学中の友人から勧められた作品なので、いろいろと思い出したりもしたし。


同時に、非常に個人的なことを考えたりもした。

この作品はもともとオペラの『ラ・ボエーム』を元にしていて、病気や貧乏などの逆境に負けない芸術家たちが出てくる。
私は芸術家なんて大層なものではもちろんないけれど、芝居と私の生き方みたいなものは考えてしまう。
最近、役者としての私のしたいことと、人としての私のしたいことが相反していると感じることがある。役者といっても、半端で未熟で、役者として生きていきたいなんておこがましくて言えないけれど、今は芝居がやりたい。
私にもし芸名があったら、中元志津と(芸名)の2つのキャラクターが自分の中にいるような感覚だろうか。
もちろん、どちらも私であることに変わりはないのだけれど。

「NO DAY BUT TODAY」
人生は短い、後悔のないように今を生きる。

そんな風になれたらいいのに。