ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

人生何が起こるかわからない

2005-12-26 21:37:59 | 日々のできごと
私のような若輩者が人生について語るなんて10年早い。

でもほんとうにそう思うのだ。

何が起こるかわからない、と。

昨日まで完璧に進んでいると思い込んでいたことが、崩れてしまうのなんてほんの一瞬。
少なくとも、私は迷いが多く、空中ブランコみたいな日々を送って来た。

今日、ちょっとしたことから、ちょっと遅い時間に、ちょっとローカルなバスに乗っていた。
私が乗ったとき、1人しかいなかった乗客はすぐに降りてしまい、そこから終点までの約20分、私がバスを貸し切ったように、1人だった。
運転士さんが、小まめに入れてくれるアナウンスも全て私のためのもの。

意味なく悲しい気持ちになった。
バスを待っている間、すごく寒かったせいもあるのかもしれない。


せめて、明日はもっと温かい恰好をしよう。

笑いながら生きていくためにも。


正しいクリスマス

2005-12-25 11:52:42 | 日々のできごと

正しいクリスマスの過ごし方→家族とわいわい過ごす。

というわけで、今日は姉夫婦がうちにきて、家族でクリスマスパーティーをする予定。
正しいクリスマスについて書いてみたが、正しいことにはほんとはあまり興味がない。
ただ、『のだめカンタービレ』という漫画に出てくる「正しいカレーライス」のエピソードが気に入ったので、ちょっと使ってみた。
今年はたまたまイヴもクリスマスも連休だったけど、平日のことが多い。
以前、「社会人のクリスマスは23日」と言って一緒に過ごしてくれた人のことを思い出してしまう。

昨日はメガチカを観た後、沖縄料理に舌鼓を打った。こじんまりとした雰囲気のいいお店。うまい飯、うまい酒、女二人で話に花を咲かせた。
充分に素敵なイヴだった。
メガチカの感想はまた後日。
メガチカの来来舞子さんのブログにあった熊チョコが、コンビニでワゴンセールになっていたので思わず購入。カカオ豆の粒がぼそぼそして美味しい。

正しいクリスマスイヴ

2005-12-24 17:15:30 | 日々のできごと

正しいクリスマスイヴの過ごし方→大事な人とロマンチックな夜を過ごす。

というわけで、今日はこれから、10年来の付き合いになる女友達と、メガチカさんのリーディングを見に行く。ここで盛大にツッコミを入れて欲しいものだ。
思えば去年もクリスマスイヴは女友達と芝居を観に行った。ちなみにカンウトダウンはカルマツイで。
こうして私は「寂しい女」を演出してみる。ほんとはそんなに寂しくないのだが、寂しい女ぶるのがなんとなく楽しいみたい。

昨日は最近念願だったジンギスカンを食することができた。ラム肉はもともと嫌いではない。モンゴル料理屋さんだったのできっと本格的な味。おいしかった。
久々に日本酒(一の蔵!)を飲み、楽しく過ごした後で、買ったばかりのスークのビューラーを袋ごとどこかに置いてきたことに気付く。
大ショック!!
昨日は勤労会館だったのに勘違いして厚生年金にいってしまうし、なんだかぼけぼけだ。

あぁ…ビューラー…。

そんなかんじですが、Merry Christmasってことで。

クリスマスイヴイヴ

2005-12-23 21:59:44 | 日々のできごと

正しいクリスマスイヴイヴの過ごし方→女友達とちょっとリッチに過ごす。

というわけで、女友達と3人でマリオットアソシアの52階にあるレストランでランチビュッフェをしてきた。ちょっとしたプレゼントをやり取りしたり。
昔からの友達と過ごす時間は遠慮がなくて心地よい。ちょっとスパークリングワインで乾杯したりして。

それから、いつもあおきりを手伝ってくれているかおりちゃんが出演しているクリスマスコンサートをあおきりの何人かと観に行った。かおりちゃんが歌うのは初めて見たのだが「オペラ座の怪人」はすごかった。
かおりちゃんはゲスト出演だったようで、メインは子供たち。3歳ぐらいの子供から高校生?ぐらいの子供たちが、ミュージカルナンバーを歌い踊る姿は想像よりはるかに良かった。
私も小さいときからいろいろ習ってたら今頃…とかちょっと夢見たり。
とりあえず、子供が出来たら何かしら習わせたいと思った。

そして今はえりととみィと飲んでいる。飲んだくれ年末に乾杯!

太鼓たたいて笛ふいて

2005-12-22 23:45:02 | 日々のできごと

井上ひさしの戯曲『太鼓たたいて笛ふいて』を読んだ。
小説家、林芙美子の後半生を描いた作品だ。以前、大竹しのぶ主演で上演されたものを観たことがある。忘れているところもたくさんあったが、観劇したときの記憶が戯曲を読むと甦って来た。

井上ひさしの戯曲は起承転結がはっきりしていて物語としてとてもわかりやすい。
そして、これは音楽劇なのだが、その音楽が過去の著名な音楽に詩をつけたものだ、ということを今回解説を読んで初めて知った。井上ひさしが最近よく使っている方法だそう。

そんなことを知らなくても音楽劇としてこの作品は楽しめたし、もしその元となった音楽やミュージカルを知っていたらより楽しめただろう。

同じように、私は林芙美子のことをよく知らない。作品も、あまり意識して読んだことがない。それでもこの作品は楽しめた。

知らなくても楽しめるし、知っているとより深くなる。
そんな懐の深い作品だな、と思った。


実在の人物を題材にしているだけに、わかりやすくても重みがある。
感想を書くにも、自分は何だか、まだまだ未熟である。