竹村の仕事はいくつかあります。小売電気事業のグリーンピープルズパワー、再エネ発電事業のイージーパワー、再エネ発電事業者ネットワークの市民電力連絡会。最近はボリュームを減らしていますが原子力市民委員会、パワーシフトキャンペーンなどなど。ほとんどの人が知っているこれらのほかに、実は深く静かに進行している仕事もあります。その一つが「チームパブコメ」です。
ここでは、2011年の原発事故によって破綻したは . . . 本文を読む
昨年の大晦日にブログを書いてからブログ発信をしていないので、このブログはなんと今年初めてのブログになります。すでに2024年は4分の1が終わったところです。年頭には「今年はせめて毎月1回はブログを書くぞ・・」と思っていたのですが果たせませんでした。
原因は多忙で、多忙の最大の理由は「グリーンピープルズパワー」(以下「GPP」)の業務です。「GPP」は小売電気事業者、つまり電力会社です。ほんとうに小 . . . 本文を読む
もうすぐ2023年が終わろうとしています。このブログを読んでいただくのは、おそらく新年に入ってからになるのではと思います。2023年は正直な感覚で、ものすごく沢山の仕事をしたけれど、ものすごくあっという間に終わってしまった年でした。私の干支の卯年だったことも、今頃気がついています。時間が経つのが早いのは、おそらく隙間がないからでしょう。
オンライン時代になって、スケジュールは隙間なく入ります。前の . . . 本文を読む
岸田総理が大号令をかけてスタートしたGX推進関連法とGX総合戦略。脱炭素というスローガンの下に、総額150兆円という巨大投資が動き出すのだが、これは果たして本当に脱炭素なのだろうか?
*トップ写真は経産省の「カーボンニュートラルの広がり」と言うイラスト。無駄なものがいっぱい書いてありますので、発見してください!
画像がよく見えない方はこちらから
https://www.meti.go.jp/p . . . 本文を読む
みなさま、しばしご無沙汰です。4月のアースデイ2023本番以後、久々のご報告です。
本業の発電事業と小売電気事業が、おかげさまで軌道に乗ってきて、相当に忙しい毎日となっています。
千葉県の発電所は発電所予定地へと、毎月何日かアクアラインを通って行ってます。
トップ写真は、千葉県の高滝発電所(49.5kW)です。
電気の仕組みについての講演も、遠くは四国の高知県、近くでは神奈川県の南足柄市や埼玉県の . . . 本文を読む
この4月15日、16日の土日、渋谷の代々木公園で開催されたアースデイ東京2023の中で、「ソーラーツリー」を組み立てました。私が理事長を務める市民電力連絡会による企画として実施したものですが、市民電力連絡会を超えて広くいろんな皆さんにご協力いただいて実現しました。
ソーラーツリー構想の発案と実行
「ソーラーツリー」は、昨年のアースデイ実行委員会で、委員会メンバー同士のブレイクアウトルームのディ . . . 本文を読む
激動の〇〇年という表現が、もはや陳腐化するほど毎年激動が続いています。
毎年こんなに大事件や激しい変化が続く時代は過去にもあったのでしょうか?
グリーンピープルズパワー(GPP)の新年のご挨拶はこちら
https://youtu.be/gd0FUEzGZSw
(2023年1月1日午前0時公開)
ルールや枠組みが変化してきた
世界的視点で見ると、2022年はロシアによるウクライナ侵攻が始まった . . . 本文を読む
あっという間に2022年も8月。私の誕生日も終わっていました。歳をとらないために誕生日は忘れることにします。
さて、今回の冒頭には雑誌「世界」の写真を載せました。ただいま書店にて販売中の「世界」9月号には、たけちゃんの「いま、日本の電気に何が起こっているかー電気価格高騰のカラクリ」という記事が載っているからです。さすがに記事をここに載せるのは、岩波書店さんに申し訳ないので、皆さん、書店に行って本買 . . . 本文を読む
今回は私自身が渦中にある「電力市場価格高騰」を正面から取り上げます。昨年2021年1月の市場価格高騰の問題については、ずいぶん書きましたが、いま現在進行している市場価格高騰に対しては、あまりまとまった指摘をしてきませんでした。私自身が渦中で対策に追われていることもありますが、そもそもなぜ起こっているのかズバリの回答が出せなかったからです。
明確なのは、この市場価格高騰と電力需給逼迫は関係していない . . . 本文を読む
2022年も3月に入りました。世界中が、ロシアによるウクライナ侵攻に対し、怒りの声や戦争反対の声を上げています。ただ、事態は単純ではない模様で、そもそも国際社会はなぜこのような事態になることを止められなかったのか、「やむを得ない」では済まされない気持ちに襲われます。ただ、この問題について私はあまりにも門外漢で、軽々に口を挟むことは控えたいと思います。ドンバス地域で長らくウクライナとロシアとの紛争が . . . 本文を読む