中学に入る時に部活動を選択する。
内申点を上げるために、体育会系の部活動に入っておく必要があると言われて、体育会系から1つ、卓球部を選んだ。
小学校の友達と、公民館で卓球(の真似事)をして楽しかったことと、卓球なら、私の苦手なチーム競技でないこと、ボールが顔を直撃しても眼鏡が割れる心配がないことから、選んだ。この選択自体は間違いではなかったと思っている。
あと、私自身は体育会系ではなく、文化系の部に入りたかった。文化系であれば、なんでもよかったので、フレンドリーで話しやすそうだった社会科の先生が担当している郷土研究部を選んだ。こちらはイージーゴーイングな選択だったが、自分の文化系的才能がどこにあるか分かってない中では悪い選択ではなかったと思っている。
この微妙な表現から察しが付くように、いずれも碌な目に合わなかった。
まずは卓球部。一年生の間は、ひたすら基礎練、玉拾い、素振り。台で打たせてもらえるのは、上級生の練習が終わってから、部活動の終わりのほんの10分ほど。一台の台に10人くらい集まって交代で打ったが、一日に2、3球打てる程度。こんなので上達するわけない。
それでも一年生の終わりまで続けたが、二年生の夏の新人戦に出場する選手の選抜の試合で、総当たり戦で全て負けてしまい、卓球部最弱選手であることが確定した。
その確定後、新人戦選抜の選手は練習の機会が増えたが、落ちこぼれには、基礎練という名のしごきといじめが待っていました。
それまでも卓球部の活動を楽しいと思ったことはありませんが、こうなると夢も希望もなく、辛いだけ。記憶が曖昧ですが、多分、2年生の夏休みには辞めていたと思います。記憶が曖昧なのは、辛いのを耐えていた期間についてだけで、いじめた先輩の顔も名前もはっきりと覚えています。部活動のことをブログに書こうと思ってから、この酷い思い出に再度囚われていました。受けた辱めの数々を怒りと共に鮮明に思い出していました。ただ読むのも書くのも辛いし、最近のイジメ報道の酷いニュースに比べると、まだマシな内容なので。
こういう問題で悩んでいる人がいれば、この記事を読んでください。
ただ、卓球部最弱部員の称号はその後役に立ちました。強いか弱いか分からないので、お手合わせよく頼まれました。最弱でも卓球辞めなかったのは卓球好きだからと思われがちですしね。
そして、郷土研究部。こちらはイジメはなく和気藹々としたクラブだったのですが、内容がない。活動は文化祭でのポスター展示を作ることと、夏休みの決まった日に決まった場所で交通調査をすることが活動内容ですが、ポスターセッションのポスターなんて三日もあれば書けるし、交通量調査も毎年同じことをするので事前準備も不要だし、集計も一時間もあれば終わる内容で、じゃあ、毎週集まって何してるかって、ひたすら駄弁っているだけ。
私が入部した頃は上級生が6人ほどいたが、同学年は私だけだった。担当顧問に、「誰か誘って」と言われて、声をかけた奴が間違いだった。
気はいい奴だったので友達付き合いしていたが、こいつも、言葉より先に手が出る粗暴な奴。同級生でも上級生でも関係なく喧嘩する問題児だった。運動部に入ったがすぐに上級生と喧嘩して辞めてしまい、放課後暇だからとほいほい付いてきたが、郷土研究部に入ってはみたものの、何がしたいという目的などなく、先輩方と駄弁っているだけ。まあ私も何かしたいことがあって入った訳でもないので、それにイライラしてる方がどうかしてるのですが。
最悪なのが2年生になってから。上級生がやめて私が部長になって、一年生が入部しましたが、何故か仲良し女の子3人組。そして、そのうちの1人の女の子が、件の粗暴な同級生に告白し、2人は付き合い始めた。仲良し3人組の残り2人はアホらしくて辞めてしまうし、私は部長になった都合上、辞めなかったが、するとそのカップルとお邪魔虫な俺という部員構成。毎週、ホンマに何しに来ているのやらという部活動になっていました。
ということで、中学校の部活動で厳しく学んだのが、人は群れると碌なことしないということ。
この反省は高校の部活動で生きるのでしょうか。
実は高校まで一本で書こうとしていたのだけど、予想外に長くなったので、ここで一度筆を置きます。
中学の部活動では、私はひたすら被害者でしたが、高校ではどうなるのでしょうか?
どうぞお楽しみに。
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