よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

今日読んだ二冊

2022年12月05日 | 読書
風邪を引きました。昨夜は日曜日のTODOがはけていないのに、力尽きて夕方から爆睡。目が覚めたら、身体が熱っぽいので体温測ったら、37.1℃。久しぶりに発熱しておりました。ただの風邪なので大丈夫。朝から医者に行き、午後からのんびり過ごしております。そののんびり時間に読んだ本。「たくさんのふしぎ 世界の納豆をめぐる冒険」。うちの奥さんが、「Amazonで売り切れていたが、図書館にあった . . . 本文を読む

読書日記-「リベラルとは何か」 田中拓道 著

2022年11月19日 | 読書
私のブログで、政治向きの話をする際に、自分のスタンスをリベラルと定めた方が、結論に結びつけやすいことに、最近気付いた。リベラルは、個人の自由を最大限に認め、政府による制限を最少にしたい立場。最大限の自由を得て、個人個人が自由に自らの幸福を追求することで、経済は活性化し、結果として、社会全体の利益にもなるとの信念を抱く立場。一方、保守主義は・・・と書きかけて、自粛。この本には、リベラ . . . 本文を読む

帰って来ました、「同志少女よ、敵を撃て」

2022年10月08日 | 読書
皆様、長らくのご無沙汰でした。家内、娘と義実家に帰省しておりました。我が家を長く留守にするので、防犯上、旅行記をブログ公開出来ず、他の無駄話をすりゃいいのに、ついつい沈黙しておりました。で、その旅行記は、これから追い追い書いていくとして、その旅のお供に持っていった逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」。旅先で読み切った。とても面白かったです。同志少女よ、敵を撃て | 逢坂 冬馬 | . . . 本文を読む

朝井リョウ 「正欲」

2022年07月03日 | 読書
ブログを読んだり、ネット記事を読んだり、テレビを見ていると、肌感覚として、アンチリベラルというか、リベラルの建前主義への反発を強く感じる。岸田首相は、自民党の中ではリベラル路線だそうだが、その首相にして、夫婦別姓選択に対するおよび腰、女性天皇に対する慎重な姿勢に驚く。寧ろ、大正デモクラシー後の、強烈な右翼台頭の前夜のような危機感を勝手に抱いている次第。前に読んだ「生贄探し」が、リベ . . . 本文を読む

中野信子、ヤマザキマリ「生贄探し」

2022年06月23日 | 読書
この本、読みました。『生贄探し 暴走する脳』(中野 信子,ヤマザキ マリ):講談社+α新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部「なぜ、誰かが得すると自分は損した気になるの?」 Go Toトラベルも、社会全体の経済をよくするためが、「あの人だけ、いい思いをするなんて許せない!」とモヤっとした人...講談社BOOK倶楽部 中野信子さんは、英雄たちの選択で、過去の歴史的な選択の背景 . . . 本文を読む

補追は間違い、「貴方のことを思って」、青背の君

2022年06月10日 | 読書
補追という言葉はない先日のこの記事。補追の補追、カオナシ、イエローチョーク、スパニッシュオムレツタイトル間違えています。この記事書いた後、ちょっと気になって、補追という言葉を調べてみたら、ないことが判明。追補ならあります。補追と間違える人は、補遺と間違えたのではないか?との指摘まであって、「うるさいわ!」思いました。追補既にできている書類・図書などに漏れた事柄を、補って書くこと。そ . . . 本文を読む

「格差という虚構」小坂井敏晶

2022年06月07日 | 読書
久しぶりに読書で一冊読み終えました。Amazon.co.jp: 格差という虚構 (ちくま新書) eBook : 小坂井敏晶: 本私自身の問題意識として、経済格差による階級の固定化が進み、高学歴、高収入となる階層が親世代の拡大再生産となっていること。結果として、能力のある若者が、貧困家庭に生まれた場合に能力に応じた活躍が出来ずに、社会の活力が低下してしまうこと。この問題意識自体が虚構 . . . 本文を読む

アバレンジャー・ドンブラザーズと鎌倉殿の13人

2022年03月28日 | 読書
今日のアバレンジャー。ようやく桃井太郎を見つけ、忠誠を誓った、アバイエロー(女子高生漫画家で、プロデビューするも謎の事件でスキャンダル失墜、事態打開の為に訳も分からず戦闘しながら桃井太郎を探している)。しかし、桃井太郎は敵を倒した後、お供たちを全員切り捨てる暴虐を働く。納得できないイエローは、自分をこの世界に導いた謎の存在(実は桃井太郎の育ての親)を呼び出して、不満をぶつける。謎の . . . 本文を読む

ほがらか人生相談、ツーブロック禁止校則、盗賊という職業

2022年01月28日 | 読書
先日、鴻上尚史の「もっとほがらか人生相談」を読み終わりました。Amazon.co.jp: 鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 鴻上尚史のほがらか人生相談 eBook : 鴻上 尚史: 本彼のスタンスは、人の多様性を認め、無意識の支配をなるべく排除しようというもの。私は典型的なリベラルと思っている。支配でよくあるのが、毒親問題と、ダメ校則問題。毒親問 . . . 本文を読む

古野まほろ「事件でなければ動けません」

2021年12月11日 | 読書
桶川事件や太宰府事件など、警察の動きが鈍いせいで殺人に発展した事件が報道されており、被害が出ていて、被害者が身の危険を感じているのに、なぜ警察は動いてくれなかったのか、疑問を感じていました。被害者が警察をうまく使えなかったのかもしれない。警察を動かすロジックを知ることが、例えば家族が身の危険を感じた場合に使えるのではないかと思って読み始めたが、そういう話だった。Amazon.co.jp: 事件 . . . 本文を読む

2021/08/15

2021年08月15日 | 読書
今日読み終わった本。もっとも深く本にコミットしていた頃であれば3日で読み終わるボリュームですが、半年かかってしまいました。司馬遼太郎「侍はこわい」歴史上の有名人とすれ違う無名の人々を主人公にした短編集。「庄兵衛稲荷」は、天誅組の人と戦う羽目になった大和高取藩に現れた軍師の話。地元でもありながら、天誅組は名前をかろうじて知っている程度。どういう結末になったのかは、この短編では語られない。司馬遼太郎の . . . 本文を読む

星に願いを その2

2021年07月07日 | 読書
「星に願いを」で連想するのは、普通の人は、ディズニー映画「ピノキオ」だろう。私にとっては、サイボーグ009「地下帝国ヨミ編」の最後のシーン。宇宙空間で敵のラスボスを倒した009。ところが地表への帰還の手段を持ってない。大気圏を脱して、助けに来た002も、燃料切れで助けることができない。二人で抱き合って大気圏再突入し、燃え尽きる二人。流れ星となった二人に、世界平和を祈る少女。タイトルが「星に願いを」 . . . 本文を読む

部活動の思い出(高校編)

2021年05月29日 | 読書
この記事には学歴自慢、教養のひけらかしが含まれています。そういう話題が苦手な方は、ここで読むのを中断し、別の記事へ移動ください。この記事はNHK番組の逆転人生で言うと、最後の10分。番組なら10分で終わるので、ウザくないが、ごめんねー。自慢ネタが沢山あって、長くなります。ウザい記事です。それでもいいとおっしゃる奇特な方がいらっしゃれば、お付き合いください。少し改行。さて、ちょっとした幸運に恵まれて . . . 本文を読む

おばあちゃんの話

2021年05月24日 | 読書
小さい頃はおばあちゃん子でした。両親が商売やっていて、遊んでもらえない時に、隠居して離れの部屋で写経や俳句して過ごしているおばあちゃんの部屋によく遊びに行ってました。ばあちゃんの部屋は本がぎっしり積んであって、わからないながらに、句集や歳時記を読んでおりました。本好き娘が、絵本だけでなく、チラシや文庫本も開いて読みたがる姿に、幼い頃の自分を重ねてしまいます。小学校低学年で、ばあちゃんに連れてもらっ . . . 本文を読む

わたし、気になります

2021年05月22日 | 読書
最近、アニメ専門チャンネルで、氷菓を再放送していたらしい。うちの奥さんが、一挙放送録り溜めを見ていた。私の米澤穂信嫌いは相変わらずなのだが、身近に折木さんがいるエルちゃんが羨ましくなった。ちょっと「わたし、気になります」がありますので。最近、雨降りの段ボールゴミの日に、濡れないようにビニール袋に入れて、段ボールゴミを出したところ、ビニール袋が返されていました。段ボール箱雨に濡れると溶けちゃうので、 . . . 本文を読む