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お悔やみ:葛城ユキさん、小田嶋隆さん

2022年06月30日 | ネット生活

葛城ユキさんが亡くなられたそうです。
お悔やみ申し上げます。


相川七瀬「信じたくない」ダイアモンド☆ユカイ「夢をありがとうございました」葛城ユキさん悼む - おくやみ : 日刊スポーツ

83年のヒット曲「ボヘミアン」などで知られる歌手葛城ユキ(かつらぎ・ゆき)さん(本名田中小夜子=たなか・さよこ)が27日午後2時16分、腹膜がんのために都内の… - 日刊ス...

nikkansports.com

 

追悼コメントの相川七瀬さん、ダイアモンド⭐︎ユカイさんも好きな歌手。葛城ユキさんと同じく、私のブログでも皆さんの楽曲、紹介しております。

また、コラムニストの小田嶋隆さんもお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。


コラムニスト・小田嶋隆が残した功績【追悼企画】──Vol.01:内田樹

政治や社会を鋭く批評したコラムニストの小田嶋隆(おだじま・たかし)さんが6月24日、病気のため死去した。65歳だった。稀代の論客の功績を所縁のある関係者が跡づける連載...

GQ JAPAN

 
小田嶋隆さんは、私のブログでも散々紹介して…と書きかけて、全く触れていないことに愕然としました。
日経のネットニュースに、コラムコーナーがあり、ほぼ毎週読んでいた時期があり、面白ければ、うちの奥さんに「今週の小田嶋さん」タイトルで紹介メール送っていました。
ちょっとひろゆきにも似た、炎上系テーマにあえて自分の意見をぶつけてくる人で、ブログでコメントすると一緒に炎上しかねないテーマが多く、二の足を踏んだのかもしれません。
まあ、そこで遠巻きに見学できる程度には平和な時代だったのでしょうね。
ウクライナやトランプや、桜を見る会は、発言しないと事実が捻じ曲げられてしまう危機感がありますが、当時の小田嶋さんネタはそこまででもなかったような。

ただ、小田嶋さんの、サブカル的レジスタンスの姿勢は大好きです。一筋縄では行かない皮肉と批判は、ハイカルチャーと対立する古き良きカウンターカルチャーでした。今やヲタクは、個人的領域まで細分化され、趣味の範囲に平和的に収まるようになりました。めでたいことですが、ここに収まるまで、カウンターカルチャーとしての戦いがあり、小田嶋さんの貢献があったことを記憶に留めておきましょう。

内田樹は、私の中では今や過去の人になっていますが、みんなが気付いていない、言語化されていなかったある領域を掘り起こした人です。
掘り起こしてみると、当たり前すぎて、また埋もれてしまうのですが、世界の見方が、その前後で明らかに少し違う。
今、毒親という概念は普通に、ネット記事に出てきますが、これを、「呪い」という言葉で、初めて言語化したのは内田樹だと思っています。

とにかく、送られるほうも、送るほうも、すごい人が揃ったお悔やみ記事2件。
私にとって、マス側から強く影響を与えた人たちでしたので、黙っていられず、余計な一言を手向けさせていただきます。

どうぞ安らかにお眠りください。



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