愛娘が保育園に登園して、部屋に入る前に園庭の手洗い場で手洗いするんですが、その水が冷たくて、手を洗うのが嫌やと泣く季節になりました。
他の子たちは、文句も言わずに手洗いしているので、うちの娘だけ、「どんなお嬢様や!」と保育士の方からツッコまれております。
まあ、そんな寒波到来シーズンに、私は足を痛めてしまいました。先日、土曜日に睡眠時無呼吸症候群の診察で、本町の病院まで行ったのですが、朝ご飯食べ終わって、そろそろ歯磨きして着替えて、荷物を詰めようかと思い始めた時に、我が家の我儘お嬢様がお目覚めになられまして、テレビ番組の選択から、朝ご飯に食べたいものから、パパのリビングの座る場所まで、お小言を申されまして、大変面倒なので、大急ぎで準備して、とっとと出発することにしました。
とはいえ、電車で20分で着く場所に、1時間前に出発すると時間を持て余してしまう。
丁度会社の福利厚生で、ウォーキングラリーのチームに参加していたことを思い出し、徒歩で本町まで歩いてみようと思いました。
安治川隧道を抜け、九条商店街を通り、川口の居留地を過ぎ、靱公園の横の小道を通るコースは、大阪では珍しく、楽しい散歩道です。
不幸にして、1時間という見積もりは甘く、最後の1kmほどは、小走りで歩く感じで何とか間に合いました。
スマートウォッチを見ると、まだ7000歩ほどだし、ここまで快調だったので、調子こいて、帰りも徒歩にしたのが大間違い。
九条商店街に戻って来たあたりから、右足土踏まずが痛みだし、安治川隧道は、同じエレベーターに乗り合わせた人が、向かいのエレベーターが降りて来たタイミングで乗ろうと早足になるのですが、付いて行くのが辛いほど、痛くなりました。
でも、もうランチタイム。帰りにmokenに寄ってランチを買って、12時過ぎに帰宅する為に頑張りました。
早見沙織「可愛くてごめん」
歌詞が秀逸です。我が家のお嬢様の将来を重ね合わせてしまいました。
帰宅すると家の中は真っ暗で誰もいない雰囲気。てっきり、家内と娘は外出しているもんだと思い、ダイニングに買って来たものを並べた後、ダメソファーに寝っ転がって、家内に「帰った」ってメールを送って、スマホを眺めながら、足を休めていたら、階段から娘が覗いています。
「あれ?ママとお出かけじゃないの?」
と聞いたら、
「ママ、まだ寝てるよ」と言って、ダメソファーにダイブします。
驚いて、寝室に行き、扉を開けたら、真っ暗な部屋で、家内が気息奄々。
「え!?大丈夫?」
と声をかけたら、
「娘ちゃんに風邪うつされた。しんどい。ずっと寝ているので放っておいてください。お昼も適当に先に食べておいてください。」
と、激しく放っておいてくれオーラが放出されております。
ダメソファーを占有している愛娘に声をかけて、海鮮丼を分けて食べ、のんびりテレビを見ていると、酷い顔色の家内が寝室から上がってきて、「何か食べて、薬飲んで寝る」と、置いておいた海鮮丼をかっ込み、風邪薬を飲んで、すごい勢いで寝室に戻って行きました。
アバンギャルディで「かもめが飛んだ日」。
ダンスのキレがぱないっす。
さて、片や足が痛くて動けず、片やひどい風邪で動けない夫婦は、週末は完全休養モード。
そんな中で見た印象的な番組の一つが「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」。
毎回テーマを決めて、15分で漫画家イエナガが、アメコミ風の漫画絵を背景に超高速解説してくれます。
初めて見たのは「睡眠」。ネット記事で知っている「睡眠負債」や「レム睡眠」、「不眠実験」などについて、実際に研究したのは誰なのか、どういう背景で研究を始め、その成果はどう社会にインパクトしたのかを、わかりやすく教えてくれました。
流石NHK、怪しいネット記事とは一線を画す深い内容に満足した回でした。
その次の回は、なんと「プログラミング」。
プログラミング言語ヲタクの私としては、見逃す訳にはいかない。
ところが実際に見てみると、大学の学部の授業で半年かけてやるような内容を15分でやっちゃうもんだから、蘊蓄を垂れている暇もない。ほぼ置いてけぼりにされ、
「2時間くらいかけてゆっくり見たい。」
と言っている私に、家内は、
「こういう情報番組は、結果だけ覚えて消したほうが印象に残る。」
と録画データをばっさり消してしまいました。
perl、Ruby、Pythonは、後ろのアメコミ劇画の中に文字が出た程度、HTML(Hyper Text Markup Language )もざっと一言で済ます酷さ。15分の短さを痛感する回でした。
そして、この週末に見たのが、「サッカー」。さぞや深い蘊蓄が語られるだろうと期待してみたら、知っていることばかり。圧縮効果もあまりなく、寧ろ物足りない内容でした。
家内に、
「もしかして、ワタシはプログラミングリテラシーより、サッカーリテラシーのほうが深いかも。」
と話したら、
「それはプロとして、どうなのよ!」
とつっこまれました。
デラックス×デラックスで「かもめが翔んだ日」。
鎌倉殿の13人は、実朝暗殺が、まさかの次回に続く。トウが捕まったので殺されたかと思っていたのですが、予告編に出ていて一安心。憎たらしい源仲章も痛い目に遭いそうで、次回楽しみ。三浦義村は、またもうまく立ち回った様子で、殺るほうも殺られるほうも、ここまで来たら、丁々発止って感じです。
ギーツは主人公が参加しないまま、二周目に入り、ナーゴが謎の復活を遂げたので、主人公もいつ復活するのか楽しみにしています。
その主人公は何故か、一般人枠でDGに巻き込まれて、ギックリ腰が不安な爺さんライダーと組まされています。爺さんライダーが死んだ時点でゲームオーバーですが、運用側が想定しない何かが起きて、タイクーン復活となる気がします。
一方のドンブラは、敵方の脳人に督戦隊が現れ、馴れ合い始めていたドンブラとの戦いに喝を入れますが、脳人とドンブラのまさかの連携プレーで、死なない筈の脳人督戦隊の人が死の危機を迎えます。
ソノイの温情で何とか逃げ帰りました。
そして、獣人から復活した犬塚さんは、獣人の秘密を握った様子ですが、例によって孤立しており、他のドンブラメンバーには伝わらないのであった。ミホちゃんを失くした雉野さんは、一見復活したかに見えて、もっと危険な領域に踏み込んでいるし、続きが気になってしょうがありません。
さらに、ロッチと子羊は、まさかの公開録画。山口先生が舞台で、視聴者のお悩み相談に、3分で適切な哲学者の言葉を選ぶタイムトライヤルに挑戦していて、ドキドキしました。
その中での相談で、ある母親が「大人になった息子と大人の会話をしたい」と悩みを打ち明けており、山口先生のアドバイスは、
・息子を別人格として認め、適切な距離を置くこと
・自分の常識を疑い、変わろうとする気持ちを持つこと
の二つをアドバイス(私のバイアスでニュアンス変わっているかもしれません。)。
まさに奈良のばあちゃんに欠けていることだと思って、番組途中で家内に熱く話し始めましたが、家内の、
「それって愚痴?」
とのクールな反応に現実に引き戻されました。
「奈良のばあちゃんは、もう変わらないから、こちらに出来ることは、どういう距離感で付き合うか、考えるだけだよね。」
との一言に、全くその通り。ただ、もう少しクレバーな親であって欲しいと思ってしまいました。
これは哲学的課題であり、世の中でそういう風に受け止められる人のほうが少数派であるのは事実だ。
最後に二曲。
東京ゲゲゲイで「かもめが翔んだ日」。
すごいダンスパフォーマンスの人が「かもめが翔んだ日」に何故集まるのかは不明。
最後の曲は、原由子で「花咲く旅路」
仕事が忙しくてお疲れの週の中日の休日は、自宅のお布団の中で、のびのびと過ごしております。
遠くの雷の音がいい雰囲気です。
日本代表の初戦ドイツ戦は今日の22時です。
起きてられるかかなり心配。まあ、予選勝ち抜かなくても、ドイツやスペインのような優勝経験のあるチームと戦えるのはラッキーと思っています。善戦を期待します。
皆様も良き休日を。
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