有名なフランツ・カフカの「変身」の導入部をタイトルにしました。
私が覚えている導入部は、新潮文庫の高橋義孝訳でした。ネットで検索して、色々な訳のバリエーションがあることを知りました。翻訳は頑張って覚えても、新しい訳が出ると変わってしまうのな。
さて、グレゴールザムザは夢から覚めると甲虫になっていましたが、私はウイルス性胃腸炎になっていました。
まずは気がかりな夢の話。
お布団で寝ていると、布団の中に、真っ白なマネキンみたいな顔の女の人の形をしたロボットが実体化する。このロボットは政府の人口減少対策のため、独身男性の寝床にランダムに送り込まれ、集めた精液で日本人を人工孵化させるというもの。いきなり送り込む技術もすごいし、人工孵化も、さらにそうやって生まれた子供達を育てる技術もすごい。すごいんだけど、私は娘がいるので、これに協力するわけにいかない。首の後ろのスイッチを押すと元の場所に送還できるはずなのだけど、首に手を回すと勘違いしたロボットが、ますます艶かしく纏わりつく。という夢。
夢の中で人口減少も解決し、人工人間が効率よく稼いでくれるおかげで、GDPも跳ね上がり、ベーシックインカムも導入でき、若い男性の性的不満も解決できる名案だが、国家がこれをやるのって犯罪じゃね?
しまったアイツに投票するんじゃなかったと悔やんでいた。
目が覚めてもお布団に侵入しようとする何かがいて、反射的にグッと押し出した。寝ぼけて、ママの布団と勘違いして、パパのお布団に入って来ようとする娘だった。
寝ぼけて「ママ、ママ」と文句を言う娘に
「ほら、ママはあっちだよ」と押し出した。
娘は真っ直ぐママの布団に向かい、まだ寝ぼけているママの抗議の寝言が向こうから聞こえてきた。
これで安心と再度寝ようとして、酷い腹痛と吐き気が。その後、何度もトイレと布団を往復することとなりました。
ここで一曲。
原田真二の「タイムトラベル」
そういう訳でひどい寝覚めだった金曜日の朝、会社に休む連絡をして、その後、九時過ぎまで爆睡。
目が覚めてまたトイレに駆け込む事態。
念のため、熱を測ってみたら、37.0℃。
うむ、今日は無理だなと一日寝ることにした。
お昼頃、在宅の家内から、「うどんでも食べる?」と声がかかったが、「無理」と答えて、夢の続きに戻ろうとした。
が、あまりにも気分が悪く、熱を測ってみたら、今度は38.0℃。
寝て治そうと思っていたけど、諦めて医者に行くことにする。
会社からも熱が38℃を超えたら、PCR検査を受けろとの指示があり、午後から近くの医者に行く。
熱があることをあらかじめ電話で伝えてから行くと、入ってすぐに、個室に案内される。狭い部屋でグッタリ椅子に座っていると、壁の向こうから子供の泣く声が聞こえてきた。
「ポンポン痛いの!もう触られるの嫌なの!」と女の子がお母さんに当たっている。なだめるお母さんもいい感じの関西弁で、聞いているうちにだんだんリラックスして眠くなる。この年になってもお母さんのなだめる声でリラックスできるのかと、呆れながらも少し船を漕ぐ。
検査結果は、コロナ陰性、ウイルス性胃腸炎とのことでした。食欲が出れば、刺激物を避け、消化のよいものを食べるように。食欲のないうちは無理に食べなくてもいいと伝えられて、送り出されました。
次の曲は原田知世カバーのキャンディを紹介したかったのですが、見当たらず、代わりに😅斉藤和義カバーで。
さらに代わりに、原田知世の「色彩都市」。元曲を歌っているのは大貫妙子です。
最後にいつもありがとうございます。
ビスキャッツで、本田美奈子の「oneway generation」。
今日は高血圧の診察の日ですが、治りきってないので休もうかなと。
病気で病院を休むってどうかと思いますね。
皆さんもよい週末を。
夢の詳細よく表現できてますね。私はすごくインパクトのある夢をみて、ブログに書こうと思うのですが、書きすすめるうちにどんどん忘れます(笑)
仕方なく着色しようにも、表現力が足りず自分にも伝わらなくなります。
病気で病院を休むという「オチ」に一番受けてしまいました。どうぞ焦らずお大事になさってください。
胃腸炎は、時間が治してくれます。お腹に優しいものから召し上がってくださいね。
いつも応援ありがとうございます。
夢の話は、感触や味わいだけが残っていることが多く、脚色でよいと思っています。私の場合もうまく言語化できない夢のほうが多いです。
naaさんの夢も、コロナが落ち着いた今だからこそ怖い悪夢ですね。じわっと来てます。
胃腸炎は大分落ち着いて、今朝は娘と同じアンパンマンのクリームパンを時間をかけてゆっくり食べました。
季節の変わり目で、体調崩しやすい時期、naaさんも健康にお過ごしください。