「星に願いを」で連想するのは、普通の人は、ディズニー映画「ピノキオ」だろう。
私にとっては、サイボーグ009「地下帝国ヨミ編」の最後のシーン。
宇宙空間で敵のラスボスを倒した009。ところが地表への帰還の手段を持ってない。大気圏を脱して、助けに来た002も、燃料切れで助けることができない。
二人で抱き合って大気圏再突入し、燃え尽きる二人。流れ星となった二人に、世界平和を祈る少女。
タイトルが「星に願いを」だと思っていたら、今、ネットで調べたら「流れる星に願いを込めて」とかみたい。コミック単行本には解説が付いていて、レイ・ブラッドベリの「万華鏡」の影響を受けたとか。当時、まだ中学生だった私は未知のSF小説に強い憧れを抱きました。
衝撃的なラストシーンだった。そのまま009ロスに陥りそうだったが、本屋さんに行くと、普通に続巻が売っていて、何事もなく、連載が続いていた。
とんだアンチクライマックスの思い出だ。これも突然思い出したので、書き留めておく。
名セリフですよね。
私は海外旅行で同じツアーになった人が009が好きだった、というのでこのセリフを言ったら、
「なんで知っているのー!」と
「漫画大討論会」になったことがあります。
はい、その名セリフのシーンです。
死を覚悟した人たちは何と美しいのかと思いました。
海外旅行で、同好の士と意気投合するのって楽しいですよね。うらやましい。
私はバルセロナでFC東京ファンと偶然の出会いをして、メアド交換しました。その後、このブログでもしばらくやり取りありましたよ。
きのこさんのその後の話も聞きたいな。
ジェットが、ジョーに「ジョー、君はどこに落ちたい?」だったかなー。
それが見ている少女とお姉さん(?)には流れ星に見えて・・・、少女がお姉さんに(だったかな)何て祈ったの?
「世界中の戦争が亡くなり平和になりますように」
私の記憶ではそんな感じ。
サイボーグ009では一番の名場面ですね。
確か秋田書店のサンデーコミックスでは11巻まで出ていて「天使編」のさわりで休止になったかと。
懐かしい。(^^♪
そうそう!その名セリフの場面です。
私の記憶では、お姉さんが世界の平和を祈っただけだったのですが、ネットで検索してみると、弟さんがマシンガンのおもちゃを欲しがったのに対して、お姉さんが、世界から戦争が無くなるように祈るようです。黒い幽霊(ブラックゴースト)団を倒すのは、戦争の黒幕である武器商人を滅ぼすことなので、009のテーマとリンクしたお祈りだったのですね。
このまま、終われば名作だったのに。終われなかった経緯も後でネット記事で読みました。
からくさんの小説もとても楽しみにしておりますよ。これからもよろしくです。