お好み焼きと隣の猫

土曜日はずっと気になっていた、自宅裏の空き地の雑草を処理した。

お隣が駐車場なのだが、溝やら、ブロックの隙間から雑草が生えていて、その草藪の中にお菓子のビニール袋とかが落ちていた。家庭ゴミの日に自宅周囲のゴミ拾うついでに、そこのゴミも拾っていたのだが、ボウボウの草は面倒見切れず放置していた。

今朝、早起きして家庭ゴミを出していると、お隣が草を刈って綺麗に掃除してあった。駐車場を奥まで歩くと件の空地から、はみ出さんばかりに、背の高い雑草が生い茂っており、流石にこれは草取りせんと苦情来るぞと思って、剪定鋏で刈り始めた。

猫の額ほどの空地なので、小一時間で作業完了。とはいえ、朝8時頃でも日差しは充分キツいし、普段、座り仕事しかしていないので、それだけの時間でも、腰が悲鳴を上げた。汗を拭って、溜息を付き、目を上げて、空地の更に奥、隣家の敷地裏の空地を見ると、猫と目があった。

‥

幻視でも夢を見ている訳でもない。なぜ、お前はそんなに堂々とそこに座っているのだ。ふと見ると、傍にキャットフードと水の入った容器が。

お隣さんが猫を飼い始めたのか。それにしても作業中、そこでずっと見守っていたのか。呆れた猫である。しばらく見つめ合っていたら「にゃあ」と一声鳴いて、ゴロリと横になる。「ここは俺の縄張りだ。用が済んだら出て行け。」と言われた気持ち。

私も呆れて立ち去ることにする。

帰宅後、シャワー浴びて出て来たら、家族も起きて来たので、猫の話をした。

「この暑い中、ご苦労さんなことやなあ。」と京都人的に興味ないことを表明するコメントいただきました。まあ、クマゼミが凄まじい大合唱していて、それを聞くだけで、外に出る気が失せる気候ではある。

夕飯は家族のリクエストでお好み焼きを焼いた。キチンと写真を撮ったのでお見せしたいです。

一枚目は空腹で撮る前に食っちゃいました。

二枚目の焼き上がり。

半分に切って皿に盛る。こっちは自分用。

こっちは家内用。ここから、家内が切り分けて、娘の皿にも渡ります。

食卓に並べました。

お好み焼きソース、マヨネーズ、辛子をかけます。

かけたソースをスプーンで伸ばして、そこに鰹節と青のりをかけます。

こんな感じ。いただきます。

娘にも大好評でした。

今日、近所のスーパーに明日からのお弁当のおかずを買いに行こうと外に出て、ふと気になって、裏の空地を覗きに行った。猫はいなかった。どこか行ったのだろうかと戻ってきたら、駐車場に停まっている車の下から、昨日の猫が飛び出してきた。

「何だ！いたのか。」と呟くと、脇をすり抜けて、昨日のポジションまで移動した後、こちらに向かって、不満気に「ニャア」と鳴く。

「暑いから、日陰にいたら、また、縄張りに入って来たのか。」

と怒っているみたい。

「悪い、悪い、もう邪魔しないよ。」と立ち去った。

それでは今日の曲です。

原マスミ「猫へ」　高校生の頃、エアチェックで偶然捕まえてからずっと好きな曲です。

原田知世「地下鉄のザジ」

大貫妙子の可愛い曲を可愛らしい声で歌います。何かコラボ曲のような気もしますが、実は知りません。

ムジカピッコリーノでカバーした「黒猫のタンゴ」です。原曲は、私が小さい頃既にラジオで流れていたので1970より古いはず。チャランポランタンさんがゲストで入って堂々の歌いっぷりですが、まさかオリジナルの歌手？年齢がわからない？ググれカスと怒られそうな無責任な紹介をしておきます。皆さん、鳴き真似がお上手。

最後は季節外れですが、猫ゆーたら雪でしょう。