よんたまな日々

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ある平凡なクリスマスの1日、冬至の柚子湯、風はどこから

2022年12月29日 | 日々徒然
実は去年のクリスマスで一曲紹介し忘れて、すごく悔しいのがあって、今年こそ紹介します。

ジャーン!杏子の「ダウンタウンクリスマス」。


ええ感じでしょ。クリスマス前じゃなくて、クリスマスから正月の間に聴きたい曲なので、この時期を狙っていました。

クリスマスの少し前に冬至になりまして、お昼のNHKニュースで冬至の柚子湯を紹介していましたよ。

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[暮らしの歳時記] All About

 
「奈良の実家では、菖蒲湯は忘れずにやったけど、柚子湯はやらなかったな」と家内に話したら、家内も「うちも」。
「きっと年末の忙しい時期だから、忘れちゃうんだろうな」と言いながら、ニュースで大阪の銭湯で柚子湯に浸かる人々の姿を見ていると、愛娘が、
「柚子湯、やりたい」と言い出した。
昼食後、二人で近所のスーパーに買い出しに行ったが、家内は安売りコーナーで大量の激安野菜を見つけ、愛娘は新作のネルネルお菓子を見つけ、柚子湯のことをすっかり忘れて帰って来てくれたのは、私にとって幸いであった。柚子湯の後片付けは私の仕事で、実は正直面倒くさかったのである。

次の曲は、Ms.OOJAで「木枯らしに抱かれて」。

この曲も何故か素晴らしいカバーが集まる名曲。元キョンキョンファンの私としては、嬉しいばかり。

さてさて、クリスマスの週末はとても忙しい2日間でした。
24日土曜日は、朝から睡眠時無呼吸症候群の診察。9:15に本町で診察があるのに、8時過ぎまでのんびり朝ごはんを食べていて、出発がギリギリになってしまった。あと10分で出るぞと言いながら、歯磨きしながら、パジャマから着替えている最中に、目が覚めてしまった愛娘がお気に入りの動画を見せに来るもんだから、「もう出るって言ってるでしょ!」と叱ってしまった。
まだ布団の中だった家内が娘を呼び寄せてくれたので、その隙に素早く出発。
ほぼ時間通りに到着し、診察もすぐに完了。9:30には診療所を出ていた。
行きは阪神線、中央線を乗り継いで行ったが、帰りは歩数を稼ぐためにものんびりお散歩。

靱公園、川口居留地、九条商店街、安治川隧道と続く楽しい散歩コース。毎回同じコースを通るのだが、ちょっと脇道に逸れると、また新しい発見があって楽しい。

楽しい散歩から帰ってくると、少し休憩していつものmokenにランチの買い出し。

買い出しから帰って来ると、近所のスーパーに買い物に行っていた家内が、
「近所のホールで、クリスマスイベント、家族で楽しむアナ雪無料上映会やっている!」
と興奮した様子で戻って来ました。
「午後の部の当日券がまだあるらしく、13:30に並べば、娘ちゃんと私の分が手に入るかも。」
とウキウキした様子。そのウキウキは、愛娘にも伝染し、みんなでウキウキしながら、ランチを食べました。
娘は映画初体験です。「映画館って、ずらっと椅子が並んでいて、一人一人座っていくんだよ。抜かして座ったらダメなんだよ。」
と映画館について知っているわずかな知識をいっぱいお喋りしてくれます。

食後すぐに家内は家を出て、ホールの当日券配布窓口へ。私と娘は、枕元に携帯を置いて家内からのメールを待ちながら、寝室でスマホ動画タイム。

大体ランチ後の動画タイムというのは寝落ちするに決まっていて、この日も無事チケットゲットしたママが帰宅すると、パパは完全寝落ちで、ママのただいまの声でやっと目を覚ました。隣で動画を見ていたはずの娘の姿が見当たらず、呼んでも返事がない。
「やっちゃった」と思いながら、寝起きでフラフラする身体に鞭打って、娘を探す。
あっさり娘は見つかり、こちらは何故かリビングに移動して、ダメソファーの上で爆睡しておりました。
起こしても中々目が覚めず、その挙句、近所のホールに出かける時にパパの手を引いて出発しようとする寝ぼけぶり。「ママと行くのよ。」と、娘の手をほどいて、ママと二人のお出かけをお見送り。
この後、15時に隣町のモスバーガーにモスチキンを受け取りに行って、17時に近所のケーキ屋にクリスマスケーキを受け取り。
モスチキンは毎年予約なしでゲットできていたのだけど、今年は予約分以外は売り切れの貼り紙が出ていて、予約しておいてよかった。何となくコロナ禍からの脱却を感じました。
合間で30分ずつくらい、空き時間があり、寝室で動画を見て過ごすが、ちょうど眠くなって来る辺りで、次のスケジュールですよとスマホに起こされるのを繰り返していた。
眠かった。外出すると寒風で目が覚めるのだが、暖かい室内に戻り、お布団の中で20分も動画を見ていると、意識が滑らかに遠のく。

モスバーガーに出かけようと準備中に家内からメールが入って、
「娘ちゃんが映画に飽きたのか、ずっと話しかけて来てうるさい。」と。
「周囲に迷惑をかけているなら、途中退室してもいいかも。」と返事を書いて、モスに出発。

ケーキを買いに行く直前に、ママと娘が帰宅。帰って来た娘に、「映画館でお喋りはダメよ。」と説教しようとしたら、家内が
「娘ちゃん以上に、後ろのおばあちゃん二人組が最初から最後まで、ずっと映画の内容にツッコミ入れ続けていて、そっちの方がうるさかった。」
流石、大阪の家族向け無料上映会。映画館でのマナーなんて最初から守る気がない人が集まったのねと感心。

ケーキを買った後、YouTubeを見ていると、道明寺ココアさんのライブ配信に行き当たった。クリスマスでちょうどアナ雪を歌ってくれましたので、娘が初映画館だったという話を呟きましたが、前回と違ってあまり受けませんでした。柳の下に二匹目はいなかったか。
残念ながら、ライブ配信は家内に夕飯のお手伝いに呼ばれたので途中退室。ちょっと不完全燃焼でした。ココアさん、途中退室失礼しました。

次の曲は松永依織さん。「Don't say lazy!」


松永依織さんも道明寺ココアさんも同じようにライブ配信しているのに、何故かココアさんの配信にばかり行き当たる不思議。

夕飯の手伝いをしているとテレビで、柔道金メダリストの野村忠宏のファミリーヒストリーをやっていた。
奈良の出身だそうで、奈良の聞き慣れた地名が連呼されていたので、ついつい見に行ってしまったが、やめておけばよかった。
小柄で体格面のハンディを持つ忠宏少年の逆転物語なのだけど、諦めきれない柔道名家の意地というか、表面的にはいいお話にまとめられているのだけど、奈良の家の重さが節々に感じられて、鬱になりそうな展開でした。

夕飯は、モスチキンと、愛娘用のポテトフライ、オニオンリングのパッケージ、それから、お取り寄せフレンチ。それにホールのクリスマスケーキ。
クリスマスケーキは、愛娘が全体の1/12を食べて、残りを大人で半分こ。
ワールドカップ太りからジワリと落ち始めていた体重が元に戻るボリュームでした。

夕飯のお供に、軽めに楽しめるバラエティ番組、「チコちゃんに叱られる」を見ていたのですが、ジャンケンの謎で、根拠のない言説を放送するかどうかの葛藤を、ディレクターとプロデューサーの喧嘩に投影して、ミュージカル仕立てで見せられて、「NHK渾身のボケ?」とちょっとイラッとした。
以前もまともに説明すりゃいい、地球に空気が存在する理由の回で、意味のないハラミちゃんピアノ演出で炎上した回があったが、今回も「諸説あります」で予定調和的にまとめてくれりゃいいのに、敢えてアグレッシブに言い訳するので、「それはお前とこの事情で知ったこっちゃないよ」とイライラする。

その次のテーマが「風がどこから吹いてくる?」小学生の理科の内容だぜと思いながら、「地表の温度の差で上昇気流と下降気流が発生し、それぞれ高気圧と低気圧になる。高気圧は下降気流で上空から冷たい空気が流れ込み、これが上昇気流で空気の出口になった低気圧に向かって吹き込むことで、風が発生する。」と得意になって説明すると、家内が、
「上昇気流や下降気流は関係ないでしょ。気圧の差が風になるだけだから。つーか、あなたの説明はダウンバーストを説明できないわよ。」
とのツッコミ。「しまった。家内は高校の頃地学部で、太陽黒点の観測の論文で賞をもらった人だった。」と一瞬青ざめる。

ところが番組の説明は私の説明と全く同じ。そして番組の説明に力を得た私が、「上昇気流、下降気流と言った縦の空気の流れが、安定した空気の流れに繋がるので重要なんだ」と主張したが、家内は納得いかない様子だった。そして、自分がなんでこの問題でこんなに熱くなるのかわからないまま、鎌倉殿の時間になり、ポッカリとした空き時間に「鎌倉殿ロス」を感じ、満腹の腹を抱えて、寝室に移動。

愛娘が風呂に入っている間に家内とクリスマスプレゼントを誰がいつ枕元に持って来るか、小声で作戦会議。
大変な1日がやっと幕を下ろしました。

ちなみに空気の流れの話は、そのまま電子の流れに置き換えれば、私の大学の専攻の電気工学の話になる。
電流を生み出す為には定期的な電子の供給が必要で、これが電池の寿命の話になる。一時的に電子を貯めたり放出したりするのがコンデンサで、この特徴を上手く使って回路を組むので、見かけ上の電流のみに注目するだけでなく、定期的に安定供給する仕組みにまで拘りたく、熱くなってしまったこと、それからダウンバーストは、上昇気流で出来た積乱雲が逆に上空に冷たい空気を生み出して、強い下降気流を発生させる現象で、まさに電子を吸い込んでいたコンデンサが、一定電圧を超えて、放出に転じる話と一緒で、むっちゃ納得しました。

芦澤サキさんのカバーで「ツキアカリのミチシルベ」。



翌朝、いつもよりのんびり目覚めると、同じように目が覚めた娘が大興奮。
枕元に置いてあったのは、シルバニアファミリーの大きなおうちでした。
興奮する愛娘がその場で開けようとするのを止めて、日曜日のお掃除の邪魔にならない3階の部屋で開けてもらうことにしました。急ぎ起き出して2階、3階と電灯、暖房、加湿器を付けて歩く。
親のいうことをよく聞く偉い愛娘は、プレゼントの大きな箱を自分で3階に運び、台所から鋏を持って行きます。家内から「箱だけ自分で開けられないから、開けてあげて。」の声がかかります。
パパは開梱は愛娘に任せて、皿の片付けや、自分の朝食の準備をしたかったのですが、そうも行きませんね。
大はしゃぎの愛娘の手から鋏を奪って、箱を片っ端から開けて行きます。
次々と現れる台所用品やバスルーム、トイレのセットなどに毎回歓声を上げて喜ぶ愛娘。

その作業は楽しいのですが、パパは今日のお掃除が始まる10時までに、食器を片付けて、お風呂入って、朝ご飯を食べ終わっておきたい。
箱だけ全部開けて、細かい部品を袋から出して組み立てて並べるのは、娘に任せて、台所に戻る。娘が心配なママが変わってくれて、一連の作業を終えました。

その後、お布団干して、家中ざっと掃除機かけて、トイレと台所だけ少し丁寧に掃除して終了。マクドのオーダーを取りに三階に上がった頃には、シルバニアファミリーのおうちはすっかり完成し、愛娘はそこにすみっコぐらし人形や、すみっコアイテムを投入して、シルバニアファミリーのおうちはすみっコキャラ達にすっかり乗っ取られていました。

マクドをスマホでオーダーし、パパが受け取りに行き、お昼ご飯。食後、3階のシルバニア基地に戻りたがる娘を、ママが公園に連れ出します。

私はうっかり忘れそうになっていたクリーニング屋にワイシャツ出しに。最終週に着ていくワイシャツがなくなるところでした。

そしてクリーニングから帰って来て、鎌倉殿の総集編録画の為の空きスペース確保のために録画機ハードディスクからブルーレイに書き出そうとして、テレビを付けたところ、不幸にして、奈良高専がロボコンで優勝する瞬間を見てしまいました。

Nanaoさんで、「今日もどこかでデビルマン」。


日曜日のお夕飯のお供は、録画しておいた高専ロボコンの全国大会。
不幸にして私は結果を知っているのですが、黙って家内と観戦します。娘もロボットが不思議な動きをするのが面白いらしく、一緒に観戦。
今回は紙飛行機を飛ばしてターゲットの筒やテーブルや滑走路の上に置いて行って得点を競うゲーム。
地方大会予選も一通り見ており、近畿大会だけが突出してレベルが高く、他はボロボロなので、近畿勢一人勝ちと予想していましたが、果たして結果は?
というので、今日の夕飯で録画した全国大会を家族で見るまで、ネットで結果を調べるのは厳禁。楽しみにしていたのです。
地方大会で唯一Vゴールを決めた奈良高専と、200点を越える全国No.1得点を叩き出した和歌山高専は、順当にベスト4。他の2チームは、どちらも全国大会になってから、Vゴールを決め始めた群馬高専と大分高専。
圧倒的な得点力を誇り、Vゴールを阻害する為に、敵の飛行機を台から落とす卑劣な技まで用意している和歌山高専ですが、不幸なことに紙飛行機装填中で動けない間に大分にVゴールを決められて準決勝敗退。奈良高専は、全国大会に入ってから、全ての試合でVゴール勝ち。しかも最速20秒で決める圧倒的な強さで順当に優勝。横綱相撲感があるほどの圧倒的強さでした。
結果知っていても楽しい。

そして、見終わった頃に夜8時になり、鎌倉殿をやっていない寂しさを噛み締めながら、早寝しましたとさ。

ちなみにこの時偶然、Arikaさんのライブ配信に行き当たったのですが、寝室の電気を消して、みんな寝る体勢になったので諦めて退出しました。

最後に二曲どうぞ。
Zabadakで「DEIR PAIDER」。


「きげんなおして、もう」


両方とも偶然見つけた。懐かしい曲。
タイトルの写真は、偶然写った虹。

またね。

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