よんたまな日々

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普通の本棚を探して

2008年06月09日 | 日々徒然
本棚をまた追加したいと、うちの奥さんが言うので、家具屋巡りをしている。
実は、3ヶ月ほど前にMUJIで買った本棚をようやく作りつけたところ、意外と家内の評価が高く、引き続いて第二弾を設置しようとMUJIに行ったら、製品の販売は終了していた。まあ、MUJIが駄目なら、LOFTとか東急ハンズにあるでしょうと、それぞれ見てみたのだが、なぜか本棚の販売を取り止めている。
3ヶ月前であれば、期末で引越しを考えている人が多く、それなりの需要があったからかもしれない。しかし、引っ越して、大体荷物も落ち着いて、そろそろこの辺に本棚を一個作ってみようかなという人が出てくるのはむしろ6月だと思うのだが、そうでもないのだろうか。まあ、いくら文句を言ってみても、ないものはないのでしょうがないのである。

大阪市内で一番有名な家具屋通りというと、堀江の立花通りらしいので、さっそく行くことにした。家具屋はいっぱいあったのだが、「そうか、6月は結婚シーズンだったんだ!」と世間に疎い我々に強烈にアピールするくらい、そういう家具ばかりが展示されていました。いや、僕たちの欲しいのは、部屋の片隅におくと、その存在が消え去ってしまうような、どこにでもある普通の本棚で十分なのですが。いろいろとさすらった挙句、ある店のカスタマイズ家具コーナーで、ようやく僕らのイメージと合致する何でもない普通の本棚を見つけた。サイズや棚の位置、色合いなどは希望通りだったのだが、残念ながら、合板で作りが粗いとのことで、うちの奥さん的には、仕様外となってしまった。

今度は、大阪市立博物館向かいのgraf という家具屋に行ってみる。
店として見ると圧倒的に展示点数は少ないが、空間として、中々居心地がいい。
家具は、空間を飾るものという感じで、店内は美術館のような余裕のある展示。大きく開いた窓から、土佐堀川からの気持ちいい風が吹き込んでくる。

こういうのを見ると、大きな一軒家を買って、例えば二階はキッチンとだだ広いリビングで、周囲は大きな窓とベランダで四方を開けた間取りにするなどという夢想に耽ってしまう。

さて、かなりいい家具をいっぱい見せてもらったが、うちの家に置くには、大きすぎ、しかもこの家具の良さを活かせるような大きな部屋はなく、しかも価格帯も十分良過ぎて、お腹いっぱいになりましたが、目的のものは見つからなかった。
しかし、階下のカフェで、甘いクレープとコーヒーで小腹を満たして、気持ちよく出てきた。

気持ちいいついでに、ここからうちまで歩いて帰ったのだが、国際会議場付近は、今度の週末の財務大臣サミット対策で、いたるところ、警察の検問だらけだった。やましいところはないが、一生懸命仕事をしている人たちの邪魔をわざわざすることもあるまいと、ぐるっと遠回りをして、無事帰宅。うちに着くと、相当疲れていた。まあ、今回も目的は達成できなかったが、有意義な散歩であった。


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