１７歳になったクマ

クマは、１７歳になりました。

元の飼い主の話からすると、クマは２月の前半に生まれたと思われ、とりあえずクマの誕生日を２月１５日と決めましたが、実際はすでに１７歳になっているのだろうと思われます。

去年の夏、脳の病気になってから実際、１７歳の誕生日を迎えられるとは思っていませんでした。
でも、クマのがんばりで誕生日を迎えることができ、私たちも驚いているというのが本当のところです。

現在、状態は落ち着いているようには見えますが、３日前の夜に少し大きな痙攣がありました。
痙攣はほぼ毎日あるのですが、３日前の痙攣は初めて大きな痙攣を起こして以来の大きな痙攣でした。
急いで座薬を入れてしのぎました。
あまり大きな痙攣が続くと命の危険に陥るようなので、その時には座薬を入れるように山梨の先生から言われていました。
座薬を入れたことで痙攣は止まりましたが、その後も変に動き回りいつもなら寝室に連れて行くとすぐに落ち着いて眠るのに、その日は夜遅くまで歩き回っていました。
痙攣は夜に起こることが多く、最近は翌朝、クマが息をしているかどうか確認してから起きるようになりました。

人間で言ったら１７歳と言えば青春の真っ盛りで、これから人生が開花する時期ですが、犬の１７歳は厳しい年齢なんだろうと思います。
最近は歩き方もよぼよぼしていて、年を感じさせられます。

食欲だけはしっかりあります。
食欲は、薬のせいもあると思いますが、食べないより良いと思っています。
でも、悲しいことに食べても食べても痩せていく一方です。
食べたものの栄養分が、全部脳の腫瘍に取られてしまっているように感じたりします。

最近は、食事をする場所もわからなくなっていて、
クマがいる場所にフードを持って行ってやるようになっています。

元気ではありますが、日々弱っていっているような感じもあり、いつどうなってもおかしくないという気持ちはいつも頭の片隅にあります。
どのくらいがんばってくれるかわかりませんが、少しでも長く元気でいて欲しいと思っています。

クマ、お誕生日おめでとう！
そして、毎日がんばってくれて、ありがとう！