はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

狂犬病予防注射へ

2014年04月25日 | 我が家の犬たち
昨日は、狂犬病の予防注射をしてきました。

はなと勘九郎のフィラリアの検査と、血液検査もしてきました。
先日の失敗があったので、前日の夜から、主人に
「明日は、食事は抜きだからね。」
と念を押され、自分でも、忘れないようにと、肝に銘じていました。

はなは、もともと食べることに興味がなく、朝食は抜いてしまう事が多いので問題ないのですが、勘九郎は、朝起きると、食事をするものと思っているので、困りました。
「もう、ご飯でしょう?」
とばかりに、私のそばをくっついて、行ったり来たり。

気晴らしにと、主人に朝の散歩に連れて行ってもらいました。
その間に、急いでクマにご飯を食べさせてしまおうと思いましたが、何せクマの食事は時間がかかるので、食事の途中で勘九郎たちは、散歩から帰ってきてしまい、私のそばにぴったりくっついて、
「ボクのご飯はまだ?」
「どうしてクマだけ、食べてるの?」
「次は、僕の番?」
と、クマが食べ終わるのをじーっと見て待っていました。
いつまでも食事のお預けは、かわいそうなので、早めに家を出て、病院へ向かいました。

病院の先生は、初めての先生でした。
もう、10年以上も通っている病院なので、勘九郎のカットが変わった事を、びっくりされるかなと思いましたが、先生も看護婦さんも知っている人は誰もいませんでした。
なので、そんな会話もすることはなく終わりました。

体重を測り、聴診器を当て、体温を見て、大丈夫ということで、狂犬病の予防注射をしました。
フィラリアは陰性、そして血液検査の結果は、2週間後に聞きに行くということでした。

ついでに、クマの狂犬病の注射のことを相談しました。
すでに寝たきりになっているクマに狂犬病の注射は、必要なのかなと思いました。
初めての先生だったため、クマのことは知らず、診察してみないと何とも言えないと言われました。
それで、駐車場で待たせていたクマを連れて、診察室へ入りました。
クマは、最近は、午前中はほぼ眠ったまま。
夕方くらいから2~3時間、目を覚ましているだけなので、診察台に乗せた時も、眠ったままでした。
目を開けているので、起きているのかもしれませんが、たぶん、頭の中は眠りの状態なんだろうと思いました。
先生は、そんなクマを見て、
「これでは、注射は無理ですね。」
と。
それで、すぐに役所への猶予証明書を作ってくれることになり、注射は免除になりました。
それも、寂しい気はしますが、注射がクマの負担になる心配はなくなったので、良かったと思います。

すっかり寝たきりになってしまったクマですが、カートに乗せて外に出してやると、すこし反応があります。
根っから外が好きなんだなと思います。

最近は、若かった頃のクマのことをよく思い出します。
捕まえるのが大変なくらい、元気に走り回っていたのが昨日のことのようです。
年を取っても可愛い顔をしていたのに、病気のせいで、頭の筋肉が萎縮して、顔の形は変形してしまっています。
真菌のために両耳の毛も抜けてなくなってしまったので、今のクマはロボット犬のようです。
でも、よく寝ているからと、そのまま一人にしておくと、
「ワン!」
と吠えてアピールします。
その声は、大きく、元気な頃のように太い声です。
「何で、オレを放っておくの!」
と言っているようです。
何もわからずに、ただ眠っているだけのように見えますが、部屋に誰もいなくなってしまったのは、わかるようです。
なので、勘九郎とはなを連れて行く時は、クマも一緒に連れて行きます。
それで、昨日の予定外の診察もすぐに受けることができました。

「このまま、苦しまないでいてくれれば良いですね。」
と昨日の先生が言っていました。
たぶん、これ以上治療の方法はないんだろうと思います。
仕方ないなぁと思っています。


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