はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

豹変したクマ

2006年04月05日 | クマ
先週、クマの歯石を取りました。
こんなにきれいになりました。


でも、歯石を取った日のクマは異常でした。
病院で麻酔をかけて歯石をとってもらうのですが、家に帰ってもその麻酔が効いているらしく、目がトロンとしていました。
見た目は好々爺のように見えるのですが、中身はかなり苛立っていたようです。

身体は眠いのに眠れないでいるためか、何かとイライラして気が立っていました。
麻酔をかけるため朝から何もお腹に入っていなくて、それもイライラの一つだったのかもしれません。

勘九郎が目の前を通るだけでも怒り、ハイジが喜んで飛び跳ねるだけでも「うるさい!」とばかりにガブッっと噛み付いていきます。
クマの様子は犬同士でもただごとではないというのがわかるらしく、さすがにノーテンキの勘九郎もクマに近寄らなくなりました。
いつもなら食前食後にクマによじ上って遊びはじめるのですが、そばに寄るだけでクマに一喝されるので、ビクビクしています。

ハイジは、やはり気の強いおばちゃんです。
一度クマに「ガブッ!」とやられたときは、即座に「ギャン!」とやり返しました。
勢いでやり返したようですが、自分の大それた行為に気づいたらしく、その後はブルブル震えてクマのそばには一切近寄らなくなりました。

クマは、私たち飼い主に対しては、気に入らなくても自制心が働いているようですが、犬同士に対してはダメでした。
実際はハイジも勘九郎も怪我をしていないので、本気で咬んだりはしていなかったようですが、怒り方が半端じゃないので、それは、他の2匹にもわかったようです。
クマが部屋にいるとハイジも勘九郎も部屋に入ってこなくなり、あの食いしん坊の2匹が私たちが食事をしていても、そばに来なかったくらい、恐怖だったようです。
ハイジと勘九郎は、クマがあっちへ移動すると反対方向へ行き、また別の場所に移動するとクマがいない場所に行っていました。

クマは、家の外でのちょっとした物音にもイライラするらしく、激しく吠えていました。

翌朝になって勘九郎はいつも通り、クマに乗りかかって戦いを挑もうとしたので、あわてて私は止めに入りましたが、クマはすっかりいつも通りのクマに戻っていて、勘九郎にされるがままになっていました。
一晩ぐっすり眠って、やっと、いつものクマに戻ったようです。

いや~
驚きました。
クマのあまりの豹変に、どうしたらよいかと思いました。
今回の事で、犬同士の上下関係を改めて見たような気がしました。


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