はーちゃんの気晴らし日記

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ハイジ病院へ行く

2010年03月29日 | ハイジ
土曜日、ハイジを連れて、山梨の動物病院へ行ってきました。

ここ数日のハイジは、食べ物がお腹におさまることはありませんでした。
最初は食べれば吐いてしまっていたのですが、3日間くらいは食い気はあるのにいざ食べるとなると食が進まないらしく、匂いだけ嗅いですっとどこかへ行ってしまいます。
考えられる限りいろいろフードを工夫しましたが、水は飲むもののまったく食べ物を口にしなくなりました。
ますます骨と皮だけになってしまったようでした。

とりあえず近くの病院へ連れて行って診て貰おうかとも思ったのですが、土曜日に山梨に行くまでなんとかがんばって欲しいと願いました。
何故、こんなに吐いてしまうのか?
何故、こんなに食欲がないのか?
ネットでいろいろ調べました。
クレアチニンの数値が高い事と吐いたり下痢したりという症状から、やはり腎臓が悪いと思いました。
ネットで見た慢性腎不全の症状と全く同じでした。

2月の中旬に先生が往診に来てくださった時は、数値は悪くてもとても元気そうで、全く病気の心配は感じられませんでしたが、それからしばらくして症状が出てきました。
原因不明の嘔吐と下痢は慢性腎不全から来ているのだと思いました。
ネットで、<腎臓の場合、食事療法も大事>と書かれていたので、食事にも気をつけなければいけないと思いましたが、何分にも食べてくれないので、それよりは食べさせる努力をしてみました。
でも、何をやってもダメでした。
これは、ますます腎不全の疑いが濃く、後はその度合いがどれくらいかということが気になりました。
素人の私が見ても初期の症状とは思えず、もしや手遅れだったら・・・と思うと身体の力が抜けて行くようでした。

土曜日は寒い朝でした。
毛布にハイジをくるんで車に乗り込むと、ハイジはぶるぶる震えていました。
ずっと何も食べていないせいかぐったりしていて、抱かれたらそのままの格好で動きませんでした。

道路は順調で、家を朝6時45分に出て、病院へ着いたのは9時少し前でした。
すぐにハイジを診ていただきました。
最初に超音波で内臓の腫瘍の有無を見ていただき、その後血液検査、尿検査、そしてレントゲンを撮りました。
そして、診断は思ったとおり慢性腎不全でした。

ちょうど一年前の去年の今頃、ハイジの血液検査をしました。
そのときはどこにも異常がなく、血液に関しては健康優良児といわれたハイジでしたが、この一年の間にジワジワと腎臓に異常が生じていたようです。

あとは、気になっていた腎不全の悪化の程度です。
腎臓は肝臓と同じで、症状が表れたときはかなり進行しているということでした。
ハイジの場合、血液検査の数値からすると腎臓の4分の3くらいの機能がダメになっているそうです。
でも、まだ残りの4分の1が働いている。
延命ということではなく、その残りの働きを薬で助けていくということでした。

このまま何もしなければ、後2~3ヶ月の命。
でも、治療をすればそれが4ヶ月、5ヶ月、いやそれ以上元気でいられるかもしれない。
病院へ行くまでの私の考えは、
<病院で検査を受ければ、多分、点滴が必要と言われるだろう。山梨まで通うのは大変だから、その後、近くの病院へ点滴に通う事にしよう。大変だけど、それでハイジが少しでも楽になるなら・・・>
と思っていました。
ところが、今は皮下点滴というのがあって点滴も自宅でできるとか。
ほっとしました。
とりあえずは、1週間毎日点滴をして様子を見るということで、点滴の仕方を指導していただき帰って来ました。

胃の働きをよくする注射もしていただいたので、ハイジは帰りの車の中で私が食べている昼食を欲しがりました。
ハイジが食べ物を欲しがるのは久しぶりでした。

その日の夕飯は、久しぶりに完食しました。
翌日は食欲はあったのですが、やはり食べたものは全部吐いてしまいました。

昨日も一日中、食欲はあっても食べたものを吐いてしまい、食べ物がお腹におさまる事はありませんでした。
<こんな事をしていたら2~3ヶ月なんて、もたないかもしれない>
そう思うと涙が出て止まりませんでした。
でも、先生からも点滴の効果が表れるまでには2~3日かかると言われていたので、今日あたりから効果が出てくるのかもしれません。
今朝の食事を吐いていない事を祈るばかりです。

ハイジは、点滴をした後はとても楽そうに見えます。
病院へ行った時に脱水状態を見る方法を教えていただきました。
皮膚をつまんでその戻り方で判断できるそうです。
これで点滴が効いて身体の中の毒素がおしっこと一緒に排出されるようになれば内臓もしっかりしてきて、食べ物を吐くこともなくなるのではないかと期待しています。

慢性腎不全は、治ることのない病気と聞いています。
ハイジの年齢からすれば、仕方ないことなのかもしれません。
後は、点滴と飲み薬、食事療法で少しでもハイジが楽に長生きできるようがんばっていこうと思っています。

そうそう、ついでにクマと勘九郎も血液検査をしていただきました。
2匹とも年は取ってきましたが、健康には異常なしでした。


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