はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

三つ巴の抗争

2006年05月29日 | つばめ
昨日、玄関のドアを開けるとつばめの卵が二つ落ちていました。

嫌な予感がしました。
蛇なら呑み込むでしょうから、別のものが原因だと思いました。
ツバメも間引きをするのかな?とも思いましたが、毎年ツバメが来ていますが、そういうことはありませんでした。
外出先でも何となく気持ちにひっかかるものがありました。

家に帰ると、玄関の前はさらに汚れていました。
卵のほかに藁くずや羽も落ちています。

昼間から、鳥の声で外が騒がしく、玄関先を飛び回っているような様子でした。
見ると、ツバメがすずめを追っています。
そうかー、
また、すずめがツバメの巣に入って卵や中の藁や羽を出してしまったんだと思いました。
せっかく蛇除けを買って、何とか蛇対策はできたような気がしたのですが、すずめに関しては、どうしようもありません。
以前は、すずめがつげの木を足場にして、ツバメの雛を攻撃したので、つげの木を切りましたが、今度は玄関の外灯を足場にしているようなので、もうどうしようもありません。
争う様子を見ながら、なすすべもなく見ているだけでした。

ところが、しばらくすると、今度はツバメ同士が争っているようです。
ええっ?!でした。
ツバメ同士で巣を取り合っているようにも見えました。

最初に来たツバメが、せっせと巣作りをして、卵を産んで暖め始めていたところへ、別のツバメが来て、追い出し作戦を始めたように見えました。
ツバメの生存競争も熾烈なんだな~と思いました。
そこへまたすずめがやってきて、夕方まで、ツバメとすずめが三つ巴になって、争っていました。

中身がひっぱり出されて、汚くなってしまった巣


すずめにとって、ツバメの巣がどうして邪魔になるのかわかりませんが、テリトリーみたいなものがあるのでしょうか?
ツバメは、別のところに巣を作ろうという気にならないのでしょうか?
とにかく、蛇といい、すずめといい、ツバメ同士の争いといい、自然界の厳しい生存競争を見たように思います。

先日の激しい風雨の日、雷が鳴る中、必死になって卵を守るようにがんばっていた2羽の姿を思い出すと、心が痛みますが、これも仕方のないことと思いました。
とにかく、我が家で子育てするには敵が多すぎます。

中身がはみ出した主のいない巣を見る度に、淋しい気持ちになりますが、この荒らされた巣の存在は、
”この場所は子育てには適さないのだ”
ということを他のつばめに教える材料にもなるだろうと思っています。


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