寒がり

この毛布の中には何がある？
そうっとめくってみると・・・

ハイジが顔を出す。

毎朝、一番初めに起きる私と一緒にハイジも起きる。
その次にクマが起きてきて散歩に行く。
勘九郎はまだ布団の中。
散歩のきらいなハイジは私と一緒に家で留守番。

台所のストーブを付け、居間のストーブをつける。
部屋が暖まるまでハイジはじっと毛布にもぐって眠る。

そろそろ温まってきたかナーというころ、

毛布をしょって歩き出す。

我が家ではこれを「亀さん」と呼ぶ。
このスタイルのままあちこち移動。
そのうち毛布はどこかで外される。

そして・・・

石油ストーブの前に移動。
「ハイジ！ボカボカ！ダメよ！」
と言ってまたベッドに戻すけれど・・・


次はファンヒーターへ移動
「ハイジ、ダメ！ボカボカー！毒！」
「おいで！」
という声にも知らん顔


髪を風になびかせて気持ち良さそうにしているハイジなのです。