洞爺湖から登別温泉に向かう途中には、周辺にたくさんのじゃがいも畑がありました。
地図を見ると、近くに、細川たかし氏で有名になった真狩村があるようです。
それで、じゃがいも!と納得しました。
この辺の木々は、まだ新緑のような色で、季節は、一ヶ月くらい遅いのかなと思いました。
北海道の観光雑誌を見ていて、登別温泉の「湯の町地獄めぐり」というのが目に入り、是非行ってみたいと思ったのがきっかけで、最後の宿を登別温泉に決めました。
旅館に入るには、まだ時間が早かったので、先に地獄めぐりをすることにしました。
駐車場から最初にあったのが、「地獄谷」です。
小雨が降っていたので、傘を差したり、閉じたりしながら歩きました。
火山の噴火でできた爆裂火口跡だそうです。
岩の間から上る湯気と周辺の霧とが混じって、幻想的な雰囲気です。
ところどころに細い温泉の川がありましたが、
60℃くらいの温度があるそうです。
遊歩道の先には、「鉄泉池」があります。
「鉄泉池」
間欠泉なのですが、私たちは、ちょうど煮えたぎるお湯が吹き上がるところを見ることができました。
下の方に見えるのが、「奥の湯」です。
80℃くらいだそうです。
温かい湯気が身体を包んでくれる感じがしました。
湯けむり浴をしたような感じです。
次は、「大湯沼」
火山の噴火による爆裂火口跡で、沼底では、130℃の硫黄泉が激しく噴出しているそうです。
この後、天然の足湯へ向かいます。
湯気を上げる温泉の滝が見えてきました。
「大湯沼川天然足湯」です。
自由に座って足湯をすることができます。
温泉の滝が見えます。ちょうど良い温度のお湯になっています。
次は、「大正地獄池」です。
灰色や緑色など七色に変化する沼だそうです。
間欠泉で、時には枯れてしまうこともあり、枯れた後に最初に溜まるお湯は透明。
その後、青、白、ピンク、灰色、黒色と変化するそうです。
私たちが見たのは、黒かな?
時々、湯泥が突発的に吹き出ることがあるらしく、注意書きがありました。
今、話題になっている箱根の大涌谷にも行ったことがありますが、またちょっと違った感じなので、貴重な体験をすることができました。
この日、私たちは、登別温泉に宿泊し、いよいよ北海道最後の日を迎えることになりました。