はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

まめたろうの騒動の始まり

2014年06月06日 | 孫たち
弟の葬儀が終わり、一段落した頃、まめたろうは風邪を引きました。
寒暖の差が激しかったり、納棺や通夜などで、帰りが遅い日が何度かあって、疲れてしまったんだろうと思います。
微熱があり、食欲もなく、だるそうだったので、学校を休ませたそうです。
でも、その日の夕方、ちょこっと私の家に顔を出し、車から降りて、ツブと走り回っていたので、翌日は学校へ行ったのだろうと思っていたら、翌朝になって、また熱が上がってしまったらしく、二日間、学校を休んだそうです。

三日目は、何とか学校へは行ったのですが、帰ってくるとダルそうで、ゴロゴロしていました。
その日は、サッカーの練習がある日でしたが、まめは、
「今日は、走れるような気がしない」
というので、サッカーはお休みさせたそうです。

そうは言っても、子供の事ですから、よほど体調が悪くなければ、家で大人しくしているはずはありません。
当然、遊びます。
家の中で、ツブとドッタンバッタン始まりました。
遊びは徐々に激しくなり、何度か娘が注意したのですが、二人の遊びは、ますますエスカレートして行き、それだけ暴れられるなら、サッカーへ行けば良かったのにと思うくらいだったそうです。

二人の激しい遊びに対して、何度注意しても止めないので、娘はとうとうキレました。
「二人とも、外で遊んできなさい!」
と言って、まめとツブを外に出して、玄関の鍵を閉めてしまいました。

その後、すぐに玄関の鍵は開けたのですが、二人は、玄関の鍵が開いたのはわからなかったようです。
なかなか家の中に入ってくる様子はありませんでした。
途中気になって、何度か外の様子を見たのですが、雨戸を閉めてしまっていたため、外の様子はわかりません。
でも、外から聞こえる二人の声で、家の周辺にいるのはわかったので、安心していました。

それから、しばらくして・・・
まめが、突然、二階から降りて来ました。
はぁ?何で外にいたまめが二階にいるの?
と頭が混乱している時、
「ママーッ!大変だよ!ツブが二階へ上れなくて泣いてる!」
と、まめが叫びました。
娘は、何が何だかわからない状態で、慌てて外へ飛び出して見てみると、ツブがベランダの支柱の途中にひっかかって、泣いていました。
ツブは、お兄ちゃんの真似をして、自分も二階へ上ろうとしたのですが、途中まで行って、それ以上上れず、でも、下りることもできず、泣いていました。

娘は、びっくりして、すぐにツブを下ろしました。

「あんなところから落ちたら、怪我をしていたかもしれない。」
と娘は言っていました。
まさか、家に入れないからと、ベランダをよじ上るとは思ってもいなかったようです。
これからは、「外に出す」という怒り方は、ダメだなと娘は言っていました。
二階の窓が開いていたから部屋に入れたものの、閉まっていたら、まめは、また下に下りようとしたかもしれず、そんなことを繰り返しているうちに、落ちて怪我をすることにもなり兼ねません。

その話を帰ってきたパパにすると、大笑い。
「よくあのベランダをよじ上ったなぁ」
とそっちの方に感心していたとか。

「今だから、笑い話だけど、あの時は、ぞっとして焦った」
と娘は言っていました。
子供は、思いがけないことを考えるので、やたらなことはできないものだと思いました。

このベランダ事件が、まめの騒動の始まりでした。


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