はーちゃんの気晴らし日記

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職人技

2021年05月14日 | つばめ
今年の3月末にツバメの巣がスズメに壊されました。


その後、ツバメが巣に入っていたのですが、これ以上に巣は壊れました。

そして、写真には撮っていないのですが、この後、ツバメが入るたびに巣は壊れ、最後には左右真っ二つに割れ、完全に真ん中の部分の壁が見える状態になりました。

その後、4月半ばくらいにツバメがやってきて、巣を修正し始めました。
二羽のツバメがせっせと泥を運んで巣を作っているのを見かけました。
ところが、その日の夕方、大量の泥と藁が落ちていました。
巣を見てみたところ、せっかく一日かけて修正した巣がほとんど落ちてしまっていました。
たぶん、しっかり基礎ができていなかったんだろうと思います。
ツバメは巣を作るのをあきらめたらしく、その後、巣作りは止めてしまいました。
その後も、たまにツバメがやってきて巣を見ているようでしたが、巣を修正する様子はなく、そのままになっていました。

ずっと巣がこのままの状態なら、ツバメの季節が終わったら、巣を壊して清掃しようと思っていました。

ところが、先日、ツバメがやってきました。
玄関のドアを開けると、泥がたくさん落ちていて、巣に新しい泥がついているのがわかりました。
「またツバメが来て、巣を修復しようとしているみたいだけど、大丈夫なのかなぁ。前みたいにまた壊れるんじゃないの?」
と主人が言いました。
「彼らもプロだから、直せると思ったから泥を付け始めたのかもしれない。今度のツバメは大丈夫かもしれない。」
と私は言いました。
翌日もツバメはせっせと泥を運んで巣を修復していました。


二つに分かれ穴が開いていたところもしっかり塞がれています。
「さすが職人技だね」
と話しました。

これで出来上がりかと思ったら、翌日もまだ泥を積み上げていました。

三日目、両脇の部分とほぼ同じ高さまで積み上げられ、完成だと思いました。

それでも、四日目もまだ泥や藁を運び、入り口をきれいに修正していました。
職人のこだわりだなと思いました。
たぶん、これで完成だと思います。

最初は、割れた底から崩れ始めるのではないかと心配しましたが、底もがっちり固められているように見えます。
さすが職人技だと思いました。

現在は、泥をつける作業は終わったようですが、まだ藁を運んでいるようです。
卵やひなが寝るのための柔らかいベッドを作っているんだろうと思いました。

今後、子育てが始まるのかどうかはまだわかりませんが、我が家にもツバメの季節到来のようです。


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